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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2018年 08月 ( 24 )   > この月の画像一覧

検察側の罪人 85


20人ほどの若者がスクリーンを食い入るように見つめる。

男女を問わず、彼らの左胸にはバッジが光っている。

短い映写が終わった。過激な取り調べで暴走した検事の

ニュース映像だった。


スクリーンが天井に引き上げられ、檀上が明るくなる。

両サイドのカーテンもあけられて室内が明るくなった。

階段教室に並んで映像を見ていた若者たちはこの日で

3ヶ月の研修が終わる修習生だった。


教官役の最上(もがみ:木村拓哉)がホワイトボードを

引っ張って現れ、研修を締めくくるスピーチを始めた。

強調したのは「自分の正義にとらわれるな」だった。

“あこがれ”の眼で野上を見つめる若者がいた。

沖野(二宮和也)だった…

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物語が動き出すのは 4年後、沖野が東京地検の最上の

下に配属され一緒に働き始めるところからです。

初めて出勤した日、沖野は自分を補佐してくれる事務官、

(吉高由理子)と顔を合わせます。


はじめ、最上の下で働けることがうれしくて仕方がない

沖野は最上の指示通りに取り調べを進めていきますが、

次第に疑問がわいてきます。横で見ている橘も最上の

強引さに違和感を覚えるようになります。


物語の核に各人の“正義”があり、進行に従ってそれが

ぶつかり合うようになっていきます。

予告編はとてもよくできていたと思います。

このキムタクはいいかもしれない…と思わされました。

あのテーストで物語を紡げばいい作品になったのにと、

惜しまれます。


何がいけないか、と言えば、最上の“強引さ”です。

検察という組織の中で見過ごされるわけがないと思える

異常さです。映画の序盤から最上-沖野が担当する事件で

彼が見せる“豪腕”ぶりは学生のころの出来事に原因が

あるのですが、無理がありすぎて、現実味を欠きます。


平岳大扮する木村の親友の代議士にからむエピソードも

常軌を逸しています。腕の立つ現役の検事が捜査対象に

情報を流す、対策を伝授する、かばう…その嘘っぽさは

“強引さ”とともに全体を台無しにしたように思います。


木村にはSMAPのメンバーではなくなった覚悟・決意が

うかがえるような気がしますが、肩をゆする歩き方とか、

口元をゆがめることで芝居をしようとするところとか、

相変わらず、その演技を認める気にはなりません。


一方、二宮の演技には素直に圧倒されました。

特に、悪質な被疑者の取り調べ中 “意図的”にブチ切れる

場面は圧巻です。演技のことはもう一つ分かりませんが、

大声で怒鳴る、大泣きするなど激しい感情をまき散らす

演技は役者としてはやりやすいのだと思っています。

…にしても、このときの二宮の迫力は圧巻でした。

今年、これまでに公開された映画で決めろと言われたら

”私の主演男優賞”は二宮和也で決定です。

この人は、もはや単なるアイドルじゃないわ。ハハハ。


いちゃもん


先週金曜日の朝日夕刊にこの映画の評が出ていました。

前文に「日本の司法制度の闇に切り込み…」とあります。

…私には、それがどの部分を指すのか分かりません。

なぜ、そんな書き方をするのか?


第二次大戦で日本軍が行った作戦の話が挿入されますが、

“日本の戦争責任についても盛り込んだ”と書いています。

それも“最上と関連付けて描写したのだ”と。

私には伝わっていません。…ということは監督の失敗?


こんな、制作者と評論家だけが分かり合っている…的な

書き方には断固反対です。渋谷で初日(金曜日)の昼間の

回でしたが、ほぼ満席、その大半がジャニーズ好きの

若者たちでした。彼らがこの評を読んだら“???”と

なることは間違いないでしょう。


オーケストラ・クラス 85


バイオリニストのダウドがパリ郊外の学校にやってきた。

子供たちにバイオリンを教えるためだ。教室に行くと、

そこにはやんちゃ盛りの子供たちがいた。彼らは音楽を

まったく知らない。バイオリンなど触ったことがない…

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そんな子供たちにバイオリンを教えるのは フランスで

実際に行われている情操教育のプログラムです。まさか、

映画のようにうまくいっているとは思いませんが(w)

文化・芸術に力を入れる国らしい取り組みですね。


フランスの学園もの映画はいつも興味を持って見ます。

アラブ系やアフリカ系など、さまざまな背景を持った

子供たちと正面から取り組む教師たちの熱意や苦労が

うまく描かれています。


マンマ・ミーア 80


母・ドナ(メリル・ストリープ)が死んで1年、ソフィは

ホテルを再開することにしました。準備がすべて整って

明日はいよいよオープニング・パーティ…というとき、

ストームが島を襲います。

ソフィを主人公とする“現在”と、若き日のドナの物語が

交互に描かれていて、外国人の女性の顔を覚えるのが

苦手な私には少々きついところがありました。ハハハ。

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いずれにしても、いかにもハリウッドらしい映画です。

極論すれば、ストーリーもあるようなないような…。

ミュージカルとして楽しむ気で見れば、それなりに

楽しめると思います。

ABBAの名曲を初め懐かしい歌がたくさん流れますが、

メリル・ストリープが登場して最初に唄う曲が抜群です。


ちなみに、この作品の“腐ったトマト”の評価は…


参考(Rotten Tomatoes)

原題:MAMMA MIA Here We Go Again

Tomatometer80

観客スコア:74


…ですが、10年前の前作はそれぞれ5566%でした。

なにがどうなって、そういう評価なのか、よく分からん。

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-08-31 07:30 | 映画が好き | Comments(0)

30代の半ばだったと思う。

巨人の北陸シリーズの試合を担当した。

小さな旅客機で小松空港に飛んだ。

あいにく、低気圧が通過した直後だったし、

私は風邪気味だった。


低いところを飛ぶ飛行機だったが、上空で

水平飛行に移って間もなく、はっきりした

気圧の変化を感じた。耳がキーンとなって

周囲の音が遠ざかった。それは長く続き、

翌日、球場につくころ、ようやく“正常”に

戻った。必死でやった“耳抜き”のおかげだ。


鼻をつまんだまま息を吹き込む“耳抜き”は

危険だとも言われているようだが、仕事を

控えて、そのままでは困るのでなおるまで

何度もおこなった。

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しかし、その後の数十年間、年に数回程度、

鼓膜が奥に押し込まれたような感じになる。

そうでないときも、左の耳は軽度の難聴だ。

ふだんの生活では困らないが、テレビで

ドラマなどを見ているとき、大事なセリフが

聞き取れないことがある。厄介なのは 私の

”適量”が妻にはtoo loudになることだ。


どこかで必ず妻から「ちょっとボリュームが

大きくない?」と声がかかる。それはつまり、

“大きいから下げよ”ということだ。

もちろん、下げる。その結果、登場人物たちの

セリフは不明瞭になる。“大いに困る”わけでは

ないからいいが、ドラマやニュースの音声は

出来ればちゃんと聞きたいものだ。かと言って

イヤホンを使うのは長いコードが邪魔だから

ためす気はない。


半年ぐらい前の「アメトーーク」でつっちーが

ピッタリのデバイスを紹介していた。

SONYのウエアラブル・ヘッドセットだ。

肩にかけて聞くイヤホーンだ。コードはない。

すぐ量販店に行ったが、数ヶ月待ちだと言われ

せっかちなので注文はしなかった。

ずるずると時間が過ぎ、先日、AMAZON

見つけたので、早速 取り寄せた。

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…快適だ。自分の好きなようにボリュームを

調節できるからストレスがない。リビングを

離れても耳元から聞こえるし。少し漏れるが、

妻から苦情が来るほどではない。ハハハ。


もう一つ”老い先短い“私を悩ませているのは

首…というか 背筋の痛み…というか 凝りだ。

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原因はおそらくマ・ク・ラだ。

去年の暮れに長年使っていた枕を変えた。

どうも、寝つきが悪く、眠れたと思っても

夜中に目が覚めて 眠りに戻れないからだ。

人生で初めて専門店で”診断”を受けた上で

値の張る商品を購入した。


…よく眠れるようになって喜んでいたのだが、

春ごろから 起きたとき、首から背中にかけて

痛みを感じるようになった。時間がたてば

消えるので医者にはいかない。



最近、床屋に行くようになり、散髪のあとに

やってくれるマッサージがバカに気持ちいい。

特に 小型の機械(バイター)を“患部”に当てて

もらうと、最高だった。


写真を撮り、ネットで探して注文した。

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…こちらは、まだ稼働していない。

背中のことだから自分ではできない。しかし、

妻は、7月に転倒してから左肩の痛みが続き、

まだ重いものを持てないからだ。したがって

バイターは部屋の隅で待機中のままだ。嗚呼
by toruiwa2010 | 2018-08-30 07:48 | blog | Comments(4)

少年のころ、近くで誰かが鼻歌を歌うと一緒になって

歌い出してしまうタイプだった。


父親の仕事の関係で中学3年で大阪に引っ越したとき、

数ヶ月で完璧な“バイリンガル”になった。


ごわす、じゃっどん、くいやんせ、ありもはん…

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「竜馬伝」では土佐弁、「八重の桜」では会津言葉、今は

「西郷どん」の薩摩弁が頭の中をぐるぐる回っている。

つまり、周りに影響されやすい、“誘い”に弱い男なんだ。

だから、耳に入ってくる言葉に“敏感”だ。


…言葉を道具に仕事をした現役アナウンサーのときも、

ブログを書いている今も、自分が常に正しい日本語を

使っていると言うつもりはない。むしろ、つつかれたら

いくらでも“ほころび”が出てくるはずだ。

しかし、そのことと他人が口にする(文字にする)言葉が

気になることとはまったく関係がない。自分のことは

棚に上げて、しばしばここに書いている。


先日も、山口で行方が分からなくなっていた2歳児が

見つかったとき、テレビ局の多くは“無事発見”と伝えた。

猛暑の中、幼児が33晩野外をさまよっていたんだ。

“無事”なわけがない。それともなにか。君たちにとって

命があれば、即、“無事”なのか?

ま、ここまでは今日の話の“前ふり”だけど。ハハハ。


3年前にツイッター仲間の1人がこう呟いていた。


灰付きのわらび売っていた

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私が知っている文法によれば、あきらかな間違いで

正しくは“…が売られていた”か“…を売っていた”だ。

しかし、書いた人が“プロ”だったから迷った。

DMで聞いてみると、違和感がなかったと言う。


で、先日、別のツイ友がこう呟いていた。

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トロント空港で謎のオイルビタミン“が”売っていた


3年前と同じパターンだったので俄然 興味がわいた。

二人にはいくつか、共通点がある。


女性である。

推定だが、30歳前後である。

一人は博多っ子、一人は横浜出身だが、父方が九州出身。


女性に特有な言い方なのか?

若い世代に多いのか?

九州方面ではこの言い方が普通なのか?


なかなか興味深いテーマだ。

実は この記事は少し前から書こうと思っていたのだが、

先日のエントリー(納豆デビュー)の中で私は…


中古の自転車が欲しくて


と書いている。

書いて、“あれ?”と思った。他人の“が”が気になるのに

自分も似たような言い間違いをしてるなあ、と思った。

ただ、どう考えても 自転車“を”欲しくて、じゃなくて

自転車“が”ほしいんだよなあ、これが。ハハハ。


だから、そのままにした。今日の話につなげるために。

そして、私の両親がともに福岡県出身だということと

関係があるのかな、とも思う。


これが英語なら、○○ sells somethingとなって○○に

入るのは人物や店で ワラビやオイルが入ることはない。

そうか。…“は”売れるの意味では使うかもしれないなあ。

…たぶん。

英語は日本語以上に自信がなくて。ハハハ。


そう言えば、子供のころ女の子たちが“花いちもんめ”で

「あの子“が”ほしい」と歌っていたことを思い出した。

これって、言い方としてはまったく違和感がないが、

文法的にはどうなんだろう?

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数年前、NHK ニュースで 「…飛んできた板“に”当たり

足にけが」と字幕に出ていて、同じ違和感があった。

板“が”当たったんじゃないのか、と。このままだと、

足から“当たりに行った”みたいに聞こえるのさ。


いやいや、日本語のむつかしさはリミットがないなあ。

情ないが、今日のところはそれが結論だ。ハハハ。


なお、“が”売っているについて、NHK放送文化研究所の

サイトには質問への答えとして“…正しくないと感じる

人も多く、放送で用いるのには不向きでしょう“とあった。


「板“に”当たり」は不向きじゃないのかと聞いてみたい。

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-08-29 07:14 | 岩佐徹的考察 | Comments(2)

昨日の夜何を食べたかを思い出せなくても

まったく心配ない。単なる物忘れだから。

食べたかどうかを忘れるようなら心配…

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年を取って物忘れが増えたのは事実だ。

スターや有名人の名前は典型だが、その他にもいろいろ

忘れたり、落としたりするようになった。

最近、国会図書館によく行くが、脱いだ帽子、出入りや

端末機械を使うのに必要なカード、複写やプリントした

ものを入れるためのクリアファイル…移動するたびに

何かを忘れている。

これらはすぐに思い出すから問題はなかった。


東京のタクシーはPASMOで支払えるものが多い。

先週、国会図書館に行った帰りのことだ。

走り出してすぐ、用意しておこうと短パンのポケットを

探ったが、ない。あれ、さっき使ったばかりなのに…と

思いつつシャツの胸ポケットを見たが、そこにもない。

最近、持ち歩いているショルダーバッグにもなかった。

まだ、1万円分ほど残っていたのに!


作業を終えて、最後にプリントアウトを受け取ったとき、

料金の14円をPASMOで払ったのはたしかだ。

そのまま、新館の玄関前に出て、電話を一本かけた。

落としたっとすればその間のどこかだが、PASMOじゃ

出てくるわけはないな、とあきらめて、JR四ツ谷駅で

新しいものを買った。

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翌日になって、念のために図書館に電話をしてみた。

“場所柄”、もしかして…と思ったのだ。


1枚、届いてます」と言われた。すぐには喜べない。

仮に届け出があっても、“無記名”のPASMOの話だから、

電話をする前から、それが“私のものだ”とどうやって

証明できるのか?と考えていたからだ。指紋を検査して

もらうわけにもいかず。ハハハ。


そのことを言うと、電話口の男性は「どこで落としたか

見当がつきますか?」、「残額を覚えてますか?」などを

質問してきた。

「プリントアウトの受け取りカウンターで使ったので、

そこから、玄関前までの間だと思う。正午を少しすぎた

時間帯だった」、「1万円を超えるか超えないかだったと

記憶している」と自信をもって答えた。


映画が始まる時間だったので、そこでいったん通話を

打ち切って、2時間半後にかけ直した。

「話がぴったり合う」と、カードが私のものだと認めて

もらえた。丁寧な対応にお礼を言い、翌日、受け取った。


名前までは分からなかったが、館内の利用者が拾って

届けてくれたのだと言う。性 善なる人が拾ってくれた

ことに感謝した。ハハハ。


世の中、捨てたもんじゃない…と思ったことは前にも。


5年前、京都に行ったときだ。

帰京から4日後にiPadを使おうとしたら、いつもの

ところになかった。反射的に“新幹線の中だ!”と思った。

帰京の車内で原稿を書いていたことを思い出したからだ。

一段落したところで 閉じて肘掛けに立てかけた。

「忘れないようにしないとなあ」と言い聞かせたのに、

まんまと忘れたのだ。ふだんは、窓側に座っている妻が

通路に出るときに気づいてくれるのだが、このときは

肘掛けとiPadが一体化するように置いてしまったので

気づかなかったようだ。


下車した品川駅の遺失物係に電話した。

妻との“共同作業”の結果、乗車した号車、座席番号を

正確に思い出せたから、簡単に東京駅で見つかった!

車庫で掃除の人が見つけくれたようだ。これも、感謝。


窓口が夜8時まであいているというので早めの夕食後に

出かけていった。

八重洲中央口近くの忘れ物承り所でグレーの愛器

見たとき心からほっとした。

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手続きをしている間も、「届けられていないか」と尋ねる

人が何人か訪れていた。“うっかり”さんが多いんだね。

ハハハ。


書きながら、もう一つ思い出した。しょうがねえな。

ハハハ。


4年前の夏だ。渋谷Bunkamuraで映画を見た。

公開を心待ちにした作品だったが、しょうもなかった。

上映開始から40分後に我慢できずに席を立った。

「買い物をするので本を読んで待っててくれる?」と

言い残して妻が地下の食品売り場に向かったあと、私は

ソファに腰を下ろしてKindleを起動した。

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しかし、妻の買い物はいつもはやいので、読み始めても

中途半端になるなあと思い、すぐに閉じて横に置いた。

スマホをいじっていると案の定、5分ほどで少し離れた

ところに 戻ってくる妻が見えた。


「“くまモン”が来てるの。写真を撮ってくれる?」。

いつも持っているカメラを忘れたのでスマホで撮って

ほしいと言うのだ。妻の“依頼”は絶対だから、すぐに

飛んで行って人ごみのうしろから数枚、撮った。


「じゃあ、帰ろうか」と歩き始めたとき、“手ぶら”で

あることに気づいた。やっちまった。ソファに忘れた!


近くの売り場の店員さんの手を借りて届けを済ませた。

望みは薄いけど、ソファに座っているとき、横にいた

老夫婦なら届けてくれそうな雰囲気だったから。

「何かあったら連絡します」と言われて食品売り場を

あとにして外に出たところでスマホを取り出した。

連絡があったときすぐ分かるように着信のチャイムを

オンにしようと思ったのだ。


すると…。留守電が入っていた。覚えのない番号だった。

もしかして?

BINGO! “もしかして”だった。ハハハ。


あまりの速さだったから、半信半疑でテープを聞くと、

「今、届きました」!!!


捨てる神あれば拾う神…ではないんだなあ。

忘れるKindleあれば届ける善意の人あり ということだ。

私より年上と思えたあのご夫婦だ。思った通りだった。

感謝しかなかった。

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映画は残念だったし、新品同様のKindleを一時的にせよ

なくしたときはガックリしたが、“終わりよければ…”の

典型のように素晴らしい日になった。


日ごろの行いがいい、とは決して言えない。

てっきり、“天罰”が下ったのだと思った。

しかし、天は“自ら佑るもの”を救いたもうたのだ。

ハハハ。


いやいやいや。書くほどに情けない。

iPadKindlePASMO…忘れたり落としたりしたのは

すべて“現代”のものだ。つまり、自分ではなじんでいる

つもりでも、どこかで“不似合い”なのかもしれない。


しかし、5年間に3度、ものをなくし、全部戻った。

“日ごろの行い”などに関係なく、いい人に恵まれたのだ。

この国はまだまだ捨てたもんじゃないよ。…という結論。

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-08-28 07:42 | blog | Comments(2)

高校野球については1週間前の記事で終わる

つもりだった。書きたいことが出てきたので

ちょっとだけ、追加させてほしい。


大会後のマスコミの扱い方にイチャモン。

優勝した大阪桐蔭より、準優勝の金足農業の

取り上げられ方が異常に多い。公平に扱え。

…何を言ってるのかなあと思う。

そりゃ、桐蔭の二度目の春・夏連覇は見事。

でも、悪いけど、“それ以上”じゃないんだ。

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話に聞けば、日本中から優秀な人材が集まり

2軍でも他県に行けば優勝するぐらいの力が

あるとか。大会が始まる前から最有力候補と

目され、その通りにやってのけた。

去年、自分のミスが逆転負けにつながったと

自分をせめる前川主将のエピソード以外に

プラスαのストーリーがないんだ。


みんな地獄のような練習をやってきてるんだ…

熱烈なファンは抗議の声をあげるが、それは

1回戦で甲子園を去った学校だって同じだろう。

もちろん、選手に非があるわけではないけど、

「立派、おめでとう」以外 かける言葉はない。

これでは“尺”がかせげないのさ。


メディアもビジネスだから、そういうところに

食いつくことはない。今大会で最も注目を集め

それにこたえる活躍を見せたのは金足農業だし、

そのエース吉田だった。予選から決勝までの

11試合を同じ9人で戦った公立農業高校…

“オカズ”が揃ってるのは分かるけど、桐蔭は

“偉業達成”したんだから、金足農を我慢して

そっちを優先したらどうなのとメディアを

責めるのは酷というものだ。

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名門校と無名校…甲子園にはいろいろな背景を

持った学校がやってくる。高校野球のファンは

自身の思いをかぶせて応援する。

私は、部員40人ぐらいの学校が優勝を争える

高校野球であってほしいと思っている。


吉田は甲子園だけで881球も投げたらしい。

投球数についての議論も活発だ。悩ましいね。

肩やひじの負担はハンパじゃないはずだ。

壊れてもいいから投げたい。選手は間違いなく

そう思うだろう。だからこそ、周りの大人が

彼らの将来を考えてやるべきじゃないのか?


ただし、投球数を制限すれば二人目の投手が

必要になる。名門校では簡単に用意できても

地方の無名校ではかなり難しいから、そこは

大きなジレンマになる。だからと言って放って

おいていい問題じゃないはずだ。


ガッツポーズや侍ポーズを途中で禁じた。

高校生らしくないから…が理由らしい。

だったら、超スローボールはどうなのよ?

…と言ったら又叩かれるからやめとこ。

ハハハ。

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そう言えば、高校卒業後、社会人野球の

JR北海道に入った西嶋亮太君は内野手に

転向していたが、昨日、投手復帰以来初?の

マウンドにあがった。11/3だった。

楽しめたのならいいけど。

とりあえず、おめでとう!

レジェンド始球式をやりたいらしい。

200回大会は出してほしい”と呟いてる。

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もうひとつ。

週末のテレビで5打席連続敬遠の星稜高校の

メンバーの“同窓会”を放送していた。

始球式に出る松井秀喜の日程に合わせて前日、

かつての定宿に集合して思い出を語っていた。

松井のあと、5打席凡退し、2回戦敗退の責任を

一人で背負った形の5番・月岩を含め、みんな、

いい顔していた。学生スポーツの仲間はいいね。


さらに。

金足農の“帰郷”…を“凱旋”と表現するメディアが

多かったが、私らしくもなく固いことを言うなら

“勝って帰ること”だから、これはダメ。

どうしても使いたければ ””つきにすべきだ。

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by toruiwa2010 | 2018-08-27 08:32 | メジャー&野球全般 | Comments(4)

スポーツ観戦を楽しみにしている人は多い。

特定のチーム・選手を応援するようになる。

アスリートを応援していると、どうしても

避けられないのが“引退”だ。

中には、異常に寿命が長い選手もいるが、

競技ごとに“常識”とされる年齢に近づくと

力が落ちて、表舞台から去ることになる。


たくさんの“別れ”を経験したが、中で最も

辛かったのはピート・サンプラスだった。


ああ、サンプラス! ( 2003/08/22 初出 )


90年代のテニス界を支配してきたピート・サンプラスが

ついに正式に引退を表明することになりました。

彼が所属するIMGによりますと、USオープン初日の

月曜日の午後に記者会見が予定されています。そして、

その日のナイト・セッションに先立って行われる特別の

セレモニーでファンに別れを告げることになります。

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サンプラスについては、ウインブルドンを欠場しても、

USオープンを辞退してもたいした感慨が沸かないと

語っていたことなどから、引退“するかどうか”ではなく、

“時期”だけの問題だと思っていました。

数日前のニューヨーク・タイムズ紙に二人の記者が、

同じようなニュアンスで「月曜日のスピーチで引退を

表明するだろう」と書いていましたから、覚悟はして

いましたが、そのときがすぐそこに迫っているという

事実を突きつけられ、なんとも言えない寂しい気持ちに

なっています。


サンプラスについては思い出すことが山ほどあります。

病床にあるコーチを思い、大粒の涙を流しながら放った

200㌔・サーブなどでクーリエに逆転勝ちした’95年の

全豪QF、体調が悪く、胃の中のものをもどしながら、

ときにラケットを杖代わりにして体を支え、辛うじて

コレチャを振り切った’96年の全米QF、そして、子供の

ころからライバルだったアガシとの数々の名勝負…。


思えば史上最多14GSタイトルのひとつ目が90年の

全米、最後が去年の全米、ともにライバル、アガシを

破ってのものでした。

しかも、その輝かしい経歴の最後の結果が「グランド・

スラム優勝」というのも、異論はあっても、多くの人が

GOAT(=史上最高のプレーヤー)と認めるサンプラス

らしいところでしょう。


はじめは、あまりにも強烈なサーブ・アンド・ボレーと、

感情を表に出さない性格から、「退屈だ」と見当違いの

批判を浴びた時期もありましたが、安定したプレーと

すばらしいコート・マナーで次第にテニス・ファンの

ハートをつかんでいきました。

風格のあるチャンピオンだったと思います。

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'93年の全豪で通訳を介してですが、インタビューを

する機会がありました。3分という短い時間でしたが、

私にとってはいい思い出です。記者会見では、いつも、

まともな質問には丁寧に、ピントのはずれた、あるいは、

失礼な質問には厳しい表情で対応していました。

言葉の量ではなく、目にモノを言わせることが多く、

ベテラン記者でも一目置いている感じがありました。


実況人生の中で、単に“好きだから”ではなく“尊敬できる

選手だから”しゃべりたいと思ったアスリートはそう

たくさんはいませんが、グラフ、アイス・ホッケーの

グレツキー、今、ヤンキースのクレメンス投手、巨人の

長島、王、マラソンの瀬古、バスケットのジョーダン、

ジョンソンぐらいです。


14のグランドスラム・タイトル、6年連続の年末1位

これほどの選手は二度と出ないかもしれません。

'92年からGSをフォローし始めた私はサンプラスの

ほぼ全テニス人生を見ることができ、しあわせだったと

思っています。

はるかに歳下ですが100%尊敬できる選手でした。

それだけに、開幕の月曜日はつらい日になりそうです。


さようなら、ありがとうサンプラス

( 2003/08/27初出 )


とうとう、サンプラスに「さようなら」を言うときが

来てしまいました。夕方6時からの会見、インタビュー・

ルームはもちろんいっぱいでした。

広報担当から「入れなくなるかもしれない」と脅されて

早々と入室していたおかげで、はじめから彼の表情を

見守ることができました。

「ウインブルドンに出るための練習を始めても燃える

ものがなかった。そのときが来たのかなと思った」と

語ったようにかなり前から覚悟ができていたのでしょう、

表情は思ったよりさっぱりしているように見えました。

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そして、はじめのほうで「100パーセント引退です」と

言い切りました。たとえば、マイケル・ジョーダンの

ように引退したあと、再び戻るようなことはしないと

心に決めていたからでしょう。


2度ほど、少し胸にこみ上げるものを感じているように

見えるときがありました。

それは、彼の人生とテニス・キャリアに及ぼした両親の

影響について語り始めたときと、この会見に引き続いて

行われる式典に向かう気持ちを聞かれたときでした。


控えめで物静かなご両親でした。

92年から彼をフォローしていますが、彼の両親が試合の

会場に来ていたという記事を読んだのは、小さな大会に

一度と2000年、史上最多となる13個目のグランド・

スラムがかかったウインブルドンの2回だけでした。

「怖くて見られない」、「息子の邪魔をしたくない」との

思いからです。


ウインブルドンで初優勝したとき ラジオを聞いていた

長女が知らせに行くと父親は2階で新聞を読んでいたと

いいます。サンプラスが「自分の庭のようにしている

ウインブルドンに一度来てほしい」と、招いたのですが、

同じ理由で断り続けました。

「いい人間、そしてすばらしいテニス選手になろうと

努力してきた。このように自分を育ててくれた人たちに

感謝したい」ともサンプラスは語っていました。

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記者会見は比較的“淡々と”済ませたサンプラスですが、

ナイト・セッションで入場したとき、長く、長く続いた

スタンディング・オベーションにはそういうわけには

行きませんでした。

きっと、いろいろな思いが脳裏をよぎったのでしょう。


90年、史上最年少の19歳で初優勝したこと、翌年の

QFで敗れたあと、「プレッシャーがすごかった。負けて

ホットした」と言ってしまい、クーリエをはじめとする

先輩たちからきつい非難を浴びたこと、「負けてよかった

試合があるとすればこの試合」と語ったことがある92

全米の決勝(vsエドバーグ/「はじめて負ける悔しさを

知った」)、とても慕っていたガリクソン・コーチの死、

“一緒にコートに出て行くとき、電気が走った”ライバル、

アガシとの95年全米のファイナル、96年の苦しかった

コレチャ戦、無敵状態だったウインブルドンでの3連覇、

そして4連覇、それに続く、グランド・スラムどころか、

いかなるタイトルもとれなかったどん底の22ヶ月、

17シードで奇跡的な復活優勝を果たした去年の全米…

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第三者の私でさえすぐに頭に浮かぶ、強烈な思い出が

こんなにあります。

コート上に立ち尽くす彼の胸に去来したのはこの程度の

ものではなかったはずです。これだけの盛大な拍手に

値する実績を残した自分を誇らしく思い、また幸せに

感じたかもしれません。こみ上げる涙をおさえることが

できませんでした。


40年アナウンサーをしてきて、放送中に泣いたことは

ありませんが、今日は初めから自信がもてませんでした。

人前もはばからず、涙にくれるサンプラスを見たときが

一番危ない場面でした。


それにしても、彼が同世代の才能ある一団からぐいと

抜け出して頂点に上り詰めるところを見続けてこられた

私たちは幸せでしたね。

「ありがとう」と言いたい気持ちでいっぱいです。

かつて、グラフが引退したときにも同じような感慨を

持ちましたが、今後 これだけの実力と人間性を併せ持つ

偉大なチャンピオンにふたたびめぐりあうまで私たちは

どれだけの時間を必要とするのでしょうか。


お疲れさまでした。

アナコーン・コーチやベッカーも言っていたように、

夫としての、そして父親としての人生の第2章が幸せに

満ちたものであることを祈ります。


そして、最後に、マッケンローが気持ちを込めて言った

We respect you」を、テニスを愛する者の一人として

私からも言わせてほしいと思います。

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2002年の全米優勝以後 試合をしていませんでしたから、

引退は“既成の事実”でした。覚悟はできていたのですが、

それでも、実際にそれが現実のものとなると、寂しさは

たとえようのないものでした。


セレモニーは柳恵誌郎さん、遠藤愛さんと実況しました。

お二人ともサンプラスをリスペクトしていましたから、

感動で胸にこみ上げるものがあるのか、質問に反応して

いただけない時間帯がしばしば生まれて困りました。

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-08-26 07:11 | 自分的傑作選 | Comments(0)

SHOES( 2005/11/24 初出 )


文字通り“足かけ”3年ほどかけておよそ700㌔歩いた

スニーカーです。特に、今年はよく歩きました。

全米から帰国したあとだけでも50日間は歩いています。

1日に5-6+ロ歩いていますからざっと270キロ。

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まさにチリも積もれば山となるわけです。

700㌔と言えば東京からなら、神戸ぐらいまで行った

距離になるでしょうか。さすがに、相当“くたびれて”

きました。いえ、私が、ではなくて、シューズの方です。

ハハハ。


間もなく、今シーズンのウォーキングは終了です。

歩くときは、半そで、短パンです。しかし、寒くなると、

汗をかいて風邪をひきやすくなります。

ですから、気温が15度以下になったら、無理をせずに

春まで休むことにしているのです。


それはそれとして、相変わらず、いくら歩いても体重は

落ちてくれません。110分、かなり速いペースで歩き、

いい汗もかいているのですが、どういうことですかね。

ウォーキングには、「脚から来る」と言われる「老い」に

対する予防の意味もあるので、やめる気はありませんが、

成果が数字になって現れないのはどこかむなしいです。

ハハハ。


先日、新しいスニーカーを買いに行きました。

私が子供の頃は“運動靴”と呼ばれ、デッキ・シューズの

ような形のものとバスケットボール用のかかとが深い

ものの2種類しかなかったと記憶していますが、いま、

スニーカーを扱う店の中は“にぎやか”ですね。

ニューヨークに行くと、よく5番街にあるナイキの店を

覗きますが、6階まであるビルの各フロアにそれぞれの

スポーツ専用のシューズが用意されているのに驚きます。

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今は少し下火になっているようですが、一時のナイキ・

ブームはすごかったですね。

“オヤジ狩り”というイヤな響きの言葉が生まれるほど

人気絶頂のころには、朝、ホテルのロビーに集合した

スタッフの足元を見ると、ほぼ全員ぴかぴかのニュー・

シューズだったことがあります。


自分のものだけならいいのですが、そうは行きません。

出張でアメリカに行く…となれば、若いスタッフほど

同僚や先輩から山のように購入を頼まれるのです。

「持って帰るのが大変だろう。せめて、その箱だけでも

捨てたら楽じゃないの?」と尋ねて「冗談じゃないっす。

そんなことしたら張り倒されちゃいます」という返事が

返ってきました。マニアには箱も大事なんだと、初めて

知りましたよ。ハハハ。


メジャーの実況を担当し始め、同時にアメリカの新聞や

雑誌を熱心に読んでいたとき、いくつかの面白い表現に

ぶつかりました。

そのひとつに、“shoes”=靴に関するものがありました。

説明が難しいのですが、靴を、埋めるべきポジションに

たとえて“fill in one’s shoes”などと言います。

「あと釜にすわる」という意味になるのです。

one’s shoes are too big to fill”なら「後継者になるのは

(あと釜を見つけるのは)大変だ)となるのです。

私のサイズは26cmで、男としては小さい方ですから、

「埋める」のも簡単でしょう。ハハハ。

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そして、近く見に行こうと思っているアメリカ映画に

In Her Shoes」がありますが、この“shoes”は本来の

意味とは違う使われ方をしているのだと思います。

「その人の立場になって…」ということではないかと

理解していますが、正確なところはわかりません。

日常会話の中でこの言い回しに出会ったことのある方は

いらっしゃいませんかね。

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日本には「下駄を履く」、「下駄を履かせる」、「下駄を

預ける」などの表現がありますが、欧米では下駄が靴に

変るということでしょうか。どちらにしても、比ゆ的な

表現をするときに、身近なものを使うのは、古今東西に

共通しているようですね。


by toruiwa2010 | 2018-08-25 07:42 | 自分的傑作選 | Comments(4)

タリ―と私の秘密の時間 85


階段を一段一段、ゆっくりと女が降りてくる。マーロだ。

臨月と思われる大きなおなかをしている。

ソファの上で幼い男の子が跳ねていた。やわらかそうな

ブラシを取り出すと子供を座らせて、ゆっくりと腕から

撫で始めた。シャツをはだけさせて背中を撫で終えると、

ブラッシングは足の裏にまで及んだ。ジョナはときどき

情緒が不安定になることがあって、セラピストの勧めで

外部からの刺激に対する反応を少しでも和らげるために

これを朝夕の日課にしていた。

息子を見つめるマーロの目には愛情があふれている…

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マーロには娘もいます。夫には愛されています。しかし、

妊娠している身で二人の子供の世話に追われ、精神的に

やや追い詰められています。裕福な暮らしをする兄が、

3人目が生まれたら、ナイト・ナニー(夜間のベビー・

シッター)を雇うといい、その費用は出産祝いとして私が

払うからと言ってくれますが、マーロは断ります。


しかし、実際に出産後、連日の夜泣きや数時間おきの

授乳に疲れ果て、ナニーを頼むことにしました。

やってきた“タリ―”と名乗る若い女は少しなれなれしい

ところはあるものの、やることはすべて完璧でした。


終盤でマーロが運転を誤るところからエンディングに

かけて大きな“ポイント”があります。マーロの旧姓です。

少々 分かりにくいかもしれませんが、自分で考えないと

意味がありません。私も見ているときは「えっ、それは

どういうことかな?」と思ったものの、“意味”について

見当がついたのは家に帰ってからでした。ハハハ。


小品ですが、とてもいい出来です。

予告編を見たときから、シャーリーズ・セロンの容姿に

ビックリしました。臨月の妊婦に扮するため、体重を

大幅に増やしていたのです。それだけで持ち上げるのは

疑問ですが、“圧倒的な美しさ”をかなぐり捨てた結果、

マーロに母親としてのリアリティを与えたのですから

やはり“あっぱれ”と言いたいです。ま、大好きなので。

ハハハ。

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アメリカの報道によれば3ヶ月半かけて、20キロ以上

増やし、元に戻すのに1年半かかったそうです。


参考(Rotten Tomatoes)

原題:Tully

Tomatometer86

観客スコア:75


追想 75


ロンドンの西南に長く伸びる海岸線、チェシル・ビーチ

玉砂利でできた砂州を若い男女がゆっくり歩いてくる。

エドワードとフローレンスだ。この日に挙式した二人は

ハネムーンの地にこの世界遺産を選んだのだった。


学生時代、互いに“ひとめぼれ”で付き合ってきた2人が

深く愛し合っているのは誰から見ても明らかだったが、

どこか“ぎこちなさ”が目につくのだった。恋愛について、

セックスについて二人ともウブだったのだ。


その日、予想された“悲劇”が起きた…

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ネタバレしてしまいますから、ここから先は書きません。

イギリスの国営放送 BBCの制作した映画ですが、なぜ、

こんなものを撮ったのかよく分かりません。「おいおい、

なんだこれは」とビックリしながら見ました。帰りに

外食の予定がなかったら退席した可能性大です。


最後の15~20分は、ありがちだけど「いいなあ」と

思いました。それだけに、悲劇の中身をもっとほかの

性格のものにできなかったのかなあ、と惜しまれます。

作者はこれがいいと思ったんでしょうがね。ハハハ。


ハリウッドでは絶対に作らないだろうし、アメリカ人は

受け入れないだろうなと思っていましたが、辛口サイト、

“腐ったトマト”の点数↓が意外にいいので驚きました。

これだと、「オーシャンズ 8」より高い評価になります。

好みだからあれこれ言う気はないけれど。


原作者のイワン・マキューアンは取材で訪れたチェシル・

ビーチのpebble(小石)をいくつか持ち帰り、執筆の間、

机の上に飾っていたそうです。この話をラジオですると

自然保護主義者から抗議の声が上がり、地元自治体には

返さなければ2000(30万円)の罰金だと脅されて、

すぐに戻したそうです。ハハハ。


参考(Rotten Tomatoes)

原題:OnChesil Beach

Tomatometer68

観客スコア:73


by toruiwa2010 | 2018-08-24 08:21 | 映画が好き | Comments(0)

フジテレビ、WOWOWでスポーツ実況の

アナウンサーとして過ごした。

取材、資料の整理、実況…忙しく飛び回る

日々だったから、家と会社の往復に終わり、

周囲に気を配る余裕はなかった。


ちなみに、社会人になってからはまともに

勉強したことがない。大学時代は麻雀漬け、

高校時代は闘病とリハビリが中心だった。

テレビや新聞、週刊誌から得たもの以外で

私の脳に詰まっているのはほぼ中学までに

学校で学んだものに限られる。これでよく

アナウンサーとして大過なくやれたものと

今でも思う。イヤーな汗が出る。ハハハ。


テレビでクイズ番組を見ていても、国語や

漢字はなんとかなるが、歴史はからっきし、

理数系もお手上げで、次の問題に移るまで

時間の経過を待っている。


料理の名前や調理方法もよく分からないし、

花や草木の名前も情けないほど知らない。

関心がなかったのだから知るわけがない。

ハハハ。

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小松菜とほうれん草、ルッコラとバジルや

キャベツ、白菜、レタス、パセリの区別が

あやしい。並んでれば大丈夫(たぶん)だが、

ひとつずつ出されて、さあ、これは何?と

聞かれたら自信がない。


20059月で引退してから妻と一緒に

出かけることが増え、植物などにも

少しずつ目が向くようになった。

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昨日、外出の帰り、近所の家の塀を見て

ビックリした。通るたびに、楽しみに

していたブドウがなくなっていたのだ。

6月の末ぐらいに小さな実がなりはじめ、

だんだん色づいていくのを毎年見ていた。

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ツルごと、消え去った塀をながめながら

「食べたのかなあ」と夫婦で話し合った。

住宅地で育ったブドウはどんな味だった?


現役のころなら、実がなっても消えても

気づかなかっただろうに変わったものだ。

ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-08-23 08:13 | blog | Comments(0)

深夜の異国の繁華街で日の丸のついた

公式ウエアを着て買春したと…

なんとアホな若者なんだ、と誰もが思う。

日本中からそんな視線が、そんな言葉が

彼らに突き刺さる。


代表団から追放され、うちひしがれて

故国に向かう飛行機に乗った。日本に

着いたときには 名前も顔写真も世間に

晒されていた。何をやったかも。つまり

女性を金で買ったことも。


成田空港につき、入国審査を受けたあと

動く歩道をうなだれて歩く彼らに容赦なく

カメラが向けられる。やがて、オープン・

スペースに出ると、たまたま家族や友人を

迎えに来た一般の人々の前を歩くことになる。

そのはずれで、4人は立ち止まり、深々と

頭を下げた。夏休みだから出迎え客の中に

興味津々の子供もいたが、お構いなしだ。

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誰かの“指示”があったのかどうかは不明だ。

大勢のマスコミが待ち構えているのを見て

そうせざるを得なかったのかもしれない。

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そして、スーツに着替えての謝罪会見。

情報番組の映像しか見ていないが、まさに

“公開処刑“だった。エッジーな部分が

優先的に選ばれていると分かっているが、

それにしても唖然とする。


中でも、女性記者が“料金”を尋ねたのには

驚きを通り越して呆れた。

違法賭博につぎ込んだ金額や麻薬に使った

金額じゃないんだ。売買春の話だ。欲望に

負けて”そういう店”に入り、いかがわしい

行為に及んだことにいくら払ったかの話だ。

ポイントは “そこ”じゃないだろうに。


言葉は悪いが、徹底的にとっちめてやろう、

恥をかかせてやろう…という魂胆が見えた。


最近の会見はこの図式が多い。

特に今回の件は見るに、聞くに堪えない。

4人は、すでに十分罰せられている。

このあと競技団体からの処分もある。きっと

“見せしめ”的にきびしいものになるだろう。

ここまでのJOCや協会の対応を見れば分かる。


やらかしてくれた。迷惑をこうむった。

彼らにはもっと恥ずかしい目にあってもらう。


そうでなければ気がすまない。

うまく言えないが、すべて、悪いのは彼らで

自分たちには関係ないんです。

…私の目には彼らの方の方が“醜悪”に映る。


“代表追放”だから、ジャカルタ―成田間の

航空券は自費だそうだ。とことん…だね。

理屈にも合ってるし。

挙句に、飛び出した質問が…

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金額を教えていただけますでしょうか?


仕事だと分かっているが、何かおかしいと

思わないのかなあ。それとももう一つ聞くか?

「避妊はされましたでしょうか?」と。


とことん追求…は分かる。

しかし、"ほど"というものがあるのではないか。

恥をいっぱいかいた。罰は十分すぎるぐらい

受けた。少しは”情け”というものがあっても

いいのではないか。


あ、最年長の選手が着用していたTシャツ、

どうなんだろうな?

昔、ポーカー賭博で捕まった人気野球選手が

会見に現れたとき、トランプ柄のセーターを

着ていたことを思い出した。

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by toruiwa2010 | 2018-08-22 08:26 | スポーツ全般 | Comments(0)