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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

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・・・つづき


3日目

朝、カーテンを開けると目の前が真っ白! 文字通り。

前夜 食事のあと“自慢”の夜景を見ずに寝てしまったが、

今朝は、まったく何も見えない。

しばらくすると 濃い霧を抜けて朝日が昇った。うるわし。

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訳があり、熊本には11時ごろまでに着きたかったので

828分に長崎を出る長崎本線・特急かもめに乗った。

新鳥栖で新幹線さくらに乗り継いで熊本を目指す。

…完璧だったはずの私のプランは崩れた。濃霧の影響で

かもめがかなり遅れたのだ。あの霧じゃカモメも飛べん。

mother nature じゃしょうがねえわ。ハハハ。

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熊本に着き、上通りのアーケードに向かう。そこには

会いたい青年がいた。オープンから間もなく3年になる

ピザ屋のオーナーだ。 2006年から2010年にかけて

私たちがほぼ毎週ピッツァを食べに通った店でホール

スタッフのリーダーをつとめていた。“気配り”が的確な

彼のサービスのおかげでいつも気持ちよく食事ができた。


いずれ、故郷・熊本に帰って店を開くとは聞いていた。

1ヶ月ほど前に、店の名前を聞き出してあった。長崎に

行くなら熊本まで行こう、と妻が言い出し、私も乗った。

リスクはあるが、相手には何も言わずに行くことにした。

”サプライズ”だ。


旅の2日目のディナーにしたかったのだが、あいにく

その日が休みと分かって、仕方なくランチに変えた。

食事は11時半からだが、店は11時にオープンすると

ネットに出ていたので11時に行けば、少し話が出来る、

そう思ったのだが、列車が遅れてしまった。

店は簡単に見つかった。いい場所にある。少し狭いが、

おしゃれだ。

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ほぼ10年ぶりのはずだったが、店の入り口に立つと

すぐに分かってくれたのが嬉しい。

ヒゲなど蓄えておしゃれな雰囲気を漂わせている。

相手も喜んでくれたのが何よりだ。

マルゲリータを頼んだ。彼が窯の前にいた。オーナーと

ピッツァ職人を兼ねているのだ。東京時代には焼いて

いなかったから修行したのだろう。


生地がもちもちしておいしかった。しかも、

ランチは飲み物とセットで1080円は安すぎる!

昼どきで ほかの客も入りはじめたので食べ終えると

すぐに店をあとにした。


Pizzeria da Rocco…私に聞いたと言っても割引はないが、

ピッツァ好きには勧める。

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タクシーで熊本城に向かう。

実際は城まで行けないため加藤清正を祀る加藤神社へ。

震災で大打撃を受けた城の姿は痛々しい。

天守閣は来年にも修復が終わるようだが、全体となると

20年はかかりそうだと運転手が話していた。崩れた石が

30万個もあるというからハンパじゃない。

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熊本から九州新幹線さくらで博多へ。そこで山陽新幹線

のぞみに乗り継いで京都には4時半過ぎに着いた。

実はこの日の夜も妻が調べたイタリアンの予定だったが、

列車の中から電話をするとこの日が休みだと言われた!

ガッデム。

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祇園の甘味処・鍵善に直行した。

いつ以来か思い出せないほど久しぶりの葛切りを楽しむ。

コンビニでおにぎりとビールを買う。今日のディナーだ。

この日 最高だったのはなにげなくファミリーマートで

買ったおにぎりだ。ファミリーマートの“北海道昆布の

おにぎり“、気に入った。初めてだったが、うまかった。

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4日目

夫婦旅4日目、京都は快晴。

朝食はホテル・オークラで好評のバイキング。団体客は

ヨーロッパ系のひと組だけで気持ちよく食べられた。

あ、ヘイトや差別じゃないのでヨロシク。ハハハ。


8時半にホテルを出てお気に入りの法然院へ。

何があるわけではないが、何もないときこそここがいい。

9時、人影のない敷地内は静かで気持ちが安らぐ。

2013年に葺き替えた山門のコケがいい感じになってる。

女郎蜘蛛に会いたかったが、残念。

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最後に円通寺か蓮華寺にまわりたかったが、タクシーが

つかまらず、哲学の道を南禅寺まで散策することにした。

30分ほどの道のりだが、犬を連れて朝の散歩を楽しむ

地元の人を除くと出会ったのは10人ぐらい。あとは

まだ眠そうなネコ数匹。ハハハ。

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南禅寺手前の永観堂は少し色づいていた。もうけもの。

ハハハ。

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南禅寺では“行きつけ”の天授庵へ。ほとんど独占だった。

この庭はいつも落ち着く。

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妻の希望で一澤帆布に立ち寄ったが、収穫はなし。


京都駅でサンドイッチとビールを買い、車内で酒盛り。

3日と8時間の旅は、少し疲れたが楽しかった!

もともと、私が飛行機で長崎に日帰りする企画だった。

妻が行きたいと言い始めて“根底”から変更になった。

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飛行機がダメな妻と、腰に少々不安があって、東京から

長崎まで列車に乗り続ける自信がない夫。

…なわけで、行きは広島立ち寄りの下関、帰りは京都に

一泊というプランになった。

新婚旅行も箱根で23日だったから、34日の旅は

たぶん、岩佐家にとって初めてではないか。
少々”贅沢”な旅に見えるかもしれないが、あと何年、
こんなことができるかどうか分からない。ご容赦を。

でもって、なんだかんだ言っても、我が家が一番だ。

 

by toruiwa2010 | 2018-10-31 08:07 | 旅に出る食べに行く | Comments(2)

先週、この秋初めての本格的な旅に出ました。

他人の旅の話など興味がないと思いますが、

これは自分の記録としてまとめるものです。

お目障りだったら 遠慮なく“不読スルー”で。

ハハハ。


1日目

22日、午前6時半。

快晴、今季最低気温11.6度の東京を出発。

まず、目指したのは広島。

妻が撮る富士山はいつも真ん中に収まらない。

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名古屋を過ぎるあたりまでは青空が広がっていたが、

昼過ぎに到着した広島は曇りだった。

宮島口までは山陽本線岩国行きの電車で30分。

15分間隔で出ているフエリーで宮島に向かう。

大勢のyouに出会う。

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10分で到着、途中、大鳥居に大接近。

潮が引いている時間だったため、大勢の観光客が

その周りに集まっているのが見えた。


宿泊予定の下関まで行くこだまの時間との関係で

現地に居られるのは1時間と計算。

歩き出してすぐに疲れを感じた。家を出てからすでに

6時間が過ぎていたからか。そこここでくつろいでいる

鹿もあまり癒しにならない。ショックだ。

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神社の本殿は遠くから拝んだだけ。テレビで見るほど

綺麗じゃなかったし、時間もかかりそうだった。

満潮なら海に浮いている感じが出て、もっと見応えが

あっただろうが、岩佐家にかかると日本三景もかたなし。

ハハハ。

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歩いた距離はそれほどでもないのに汗をかいた。

とたんに、下着の替えは持ったが、シャツのスペアを

忘れたことに気づく。どっかで買わねば。


予定していたこだまで新下関へ。

列車内から検索で見つけたグランドホテルを予約。

下関に泊まるのはおいしい魚を食べたかったから。

タクシーの運転手さんに聞くとホテル近くの市場に

ある店を勧められた。その名も“いちばのよこ”。

部屋に入ってすぐ電話したが“魚が売り切れたから

今日は営業を終了した“と悲しいお知らせ。


親切な店員さんが教えてくれたのは“まんなおし”。

下関は店名にこだわる町らしい。ハハハ。

フグ刺、帆立、ぎんなんなどすべておいしかったが、

のどぐろがこの日のベストだった。

ビールを飲み、これだけ食べて6500円!

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2日目

朝の関門海峡。“九州”がすぐそこに見える。

一番狭いところは800㍍だそうだ。

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こだまで博多乗り換え、長崎本線で長崎着。

かもめ13号 最前列だが、窓が高い位置にあって、

景色を楽しむことはできない上に、横揺れ激し。

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広島駅、下関駅、乗りつぎの博多駅でもシャツは

入手できなかったが、遂に長崎駅のGAPでゲット!

2900円は安いわ。


駅前でタクシーを拾い、”観光”を依頼する。

チェックインには早かったが、ルークプラザに行き、

荷物を預けることにした。途中から雨が降り始めた。

♪あーあ、長崎は今日も雨だった・・・ベタだけど、

どうしても、そうなるよね。ハハハ


333㍍の稲佐山中腹にあるホテルはなかなかゴージャス。

初耳だったが、“世界新三大夜景”のひとつだというから

夜が楽しみだ。

小雨が降る中、ツアーが始まった。観光が専門らしい

ドライバーが、まあ、しゃべる、しゃべる。

山を下りたあたりの福山雅治邸に寄ってくれた。現在は

母親が住んでいるらしいが、意外に“質素”だった。

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平和公園についたときには本格的な降りになっていた。

ほとんど人影がない中で祈念像に手を合わせた。

雨の中をほんの数十㍍歩いただけなのにジーンズの裾や

肩が結構 濡れてしまった。風邪をひくパターンだぞ、

困ったなあと思っていると、妻が小さな声で「今日は

ここまでにしない?」と言ってきた。


即断でそう決めて運転手さんにホテルに戻るよう伝えた。

あとで聞くと、ドライバー兼ガイドの“冗舌”にほとほと

参ったのだと白状した。私の年齢を“66歳”と読んだり、

ジェントルマンだ万年青年だと持ち上げてくれたりした

“労”は多とするが、切れ目なしのおしゃべりについては

#metooだった。 ハハハ。


チェックインを済ませたのは2時前だった。

1時間ほどテレビを見ながら、さて メシをどうするかと

考えているうちに雨が上がり始めた。ったく、もう。

ハハハ。


大浦の天主堂とグラバー園はどうしても見ておきたいが、

明日は 朝早くに長崎を出なければいけない日程だった。

3時半にホテルを出て二か所だけまわり、勧められた

5時開店の“むつごろう”で今日も魚を食べることにした。

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事前に何も勉強してこなかったから、まさか、ふたつが

並んでいるとは思わなかった。

駆け足だったが、見ることができてよかった。

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“むつごろう”が開店するまで時間が余ってしまったので

食事はホテルでステーキ…にした。

長崎の夜景を見ながら久しぶりの肉らしい肉に舌鼓。

この日のベストは、ビシソワズ。

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つづく・・・


by toruiwa2010 | 2018-10-30 06:45 | 旅に出る食べに行く | Comments(4)

自己責任論…難しいし、悩ましいね。確固たる意見を

持った人たちにとっては難しくなんてないのだろうが、

凡人にはそう簡単じゃない。

多くの考え方があっていいと思うし、あるのが自然だ。

今回もすでに各方面から多くのコメントが出ている。

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私は、戦場ジャーナリストたちの勇気ある行動に敬意を

持ちつつ、今回のようなケースについては どちらかと

いえば、“批判的”な立場だ。つまり、国が“危険だから

行くな“と警告している地域へ出かけて拘束されたとき、

国の努力に限界があって命を落としても仕方がない。

警告を押し切って危険地域に足を踏み入れたところから

先に起きることのすべての責任はあなたにありますよ…

という意味での“自己責任”だ。


どこにも“無理”はないと思う。たぶん、報道に見られる

外国人にも理解できるはずだ。日本での”自己責任論”に

彼らが首をかしげるのは訳し方が悪いからだと思う。


そんな私でも、解放後、機内で話す“うわべ”元気そうな

安田氏を見て“よかったなあ”と思ったことは書いておく。


で、“自己責任論”の中身というのは私のような考え方を

はさんで、ネットで見かける“死ぬべきだった”という

極端なものから“そんなことを言うのはおかしい”と

真っ向から否定するものまで多様だ。

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中には、“英雄”という言葉をうっかり使ってしまって

攻撃されているコメンテーターもいる。テレビ朝日

「モーニングショー」の玉川徹記者だ。

私も出先でこの記事を読んで“猪突猛進”とからかった。

橋下徹もおそらくネット記事だけ読んでのことだろうし、

正面からではないが、批判的なコメントをしている。


じっくり彼の発言を見て、私は考えが少し変わった。

文字に起こせば、おおむねこうなる。


24日の番組で

自己責任論を否定しておきたい。

ジャーナリストは民主主義を守るためにいる。

国や企業など権力の側は自分たちの都合が

いいようにしたがる。(都合の悪いものは)

隠したがる。それを暴かない限り私たちは

正確なジャッジができない。情報を取ってくる

人たちが必要だ。

それをフリーのジャーナリストは命をかけて

やっている。

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たとえば、兵士は国を守るために命をかける。

彼らが国外で捕虜になり、解放されて国に

帰るとき英雄として扱われる。同じことだ。

日本は民主主義国家だ。民主主義が大事だと

思うなら それを守るためにいろんなものを

暴こうとしている人たちを英雄として

迎えないでどうするのか?

なんですか、自己責任て。

国に迷惑かけたってなんですか!

彼らは民主主義は要らないのか。

要るというなら敬意を持って迎えるべきだ。


全体として、言っていることはよく分かる。特に前半は

説得力があり、“(だから)敬意をもって迎えよう”こそ

彼が言いたいことだと理解できた。

しかし、突然 飛び出した“英雄”という言葉には違和感が

否めない。たちまち、ネットが飛びついた。

翌日の番組で彼は…


英雄として迎える…が誤解されているが、

“敬意を持って迎えるべきだ”と言ってる。


…と“釈明”したが、遅かった。

文脈を見れば、彼のポイントは“敬意をもって…”なのに

そこがかすんでしまった。話しているうちに気持ちが

高ぶって“英雄”を口にしてしまったのだろう。ついでに

書いておくが、安田氏と同じ“条件”で拘束された人物を

英雄として迎える国などないと思うぜ。


“英雄として…”が誤解されているが、と彼は言ったが、

そうじゃない。”英雄として迎えないでどうするんだ”と

ハッキリ言っている。その言葉が独り歩きした。

記者なら批判は甘受すべきだ。

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安田氏本人については、“うわべ”とは別に心身に大きな

ダメージがあるに違いない状態で話したことではあるが、

とても気になる言葉があった。本人が話している映像は

見ていないが、NHKHPに出ていたから事実と思う。

イスタンブールに向かう機内でこう言ったそうだ。


あたかも日本政府が何か動いて

解放されたかのように思う人が

おそらくいるんじゃないかと。

それだけは避けたかったので、

ああいう形の解放のされ方というのは

望まない解放のされ方だったという

ことがありまして。


安田氏が”反権力”の立場にあることは分かる。しかし、

政府が何もしなかったことにしたかったと受け取れる

この発言は今後、“安田攻撃”の根拠にされないか。

報道によれば、カタール政府が動いたことが彼の解放に

つながったとされているが、日本政府が働きかけたから

彼らが動いたのではないか?


何もしなかったくせに…と言いたいのか?

誰かに助けてほしかったが、日本政府だけはゴメン…が

彼の本心なのか?

政府嫌いはおいて、ここは素直に感謝したらどうか。


彼の過去のツイッターには“自己責任”について興味深い

投稿がいくつかある。

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2015.04.03

(前段省略)自己責任について

否定したことは一度もありません。


2015.04.03(上のツイートの12時間後)

戦場に勝手に行ったのだから自己責任、

と言うからにはパスポート没収とか

家族や職場に嫌がらせしたりとかで

行かせないようにする日本政府を

「自己責任なのだから口や手を出すな」と

徹底批判しないといかん。


2015.04.16

藪の中に何がいるかなんてつついて

みないと分からない。出てきたものに

噛まれようと食われようと、つついてる

奴は好きでやってる変態なんだから、

周囲はほっといて何が出るか

観察してりゃいい。

そいつが帰ってくれば持ってる情報は

貴重だし、救出作業の過程でも情報

入るのだから救出努力した方がいい。


…今回のことと重ね合わせると”符号”する部分がある。

一種の“ブーメラン”にならなければいいが。


この件で思うこと。


まず、玉川記者の真意が何であれ、私は安田氏を

英雄だとは思わないし、彼を“英雄視”することは

むしろ危険だと思う。成果はなかったわけだし。


形はともかく、彼が拘束されたことで 大金が

テロ組織に渡ったのは事実だ。このことについて

彼がどう思っているか? 時期が来て“対応”が

行われるときには、ぜひ確認してほしい。


戦争ジャーナリストを“崇高だ”、“命をかけてる”と

賛美する傾向には強い違和感がある。

レトリックにせよ、それほど特別視するのはどんな

ものかと思う。多くの職業が当てはまるぜ。


別の意味で違和感があったのは、玉川記者の熱弁の中に

あった言葉だ。


菅官房長官も「(金は)払っていない」と言ってる。


具体例はないが、彼はこれまで、官房長官のコメントを

しばしば疑問視していた記憶がある。自分のロジックの

都合だけで信じた”ふり”をしてるわけじゃなかろうな?


断わっておくが、玉川記者の鋭いコメントは好きだ。

昔は大嫌いだったが。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-10-29 06:12 | 岩佐徹的考察 | Comments(4)

2003年に私が書いた“リーガ・ゲッツ”というコラムが

大きな騒ぎを引き起こしました。

攻撃の標的は、公平に見てWOWOW70%、岩佐・30%

程度だったと思います。個人的攻撃にさらされた当人は

もっとやられた印象がありますが。ハハハ。


敵が少ない(嘘をつけ!)人生だったはずなのに、60代も

半ばになってわけの分からん罵詈雑言を浴びました。

遠慮のない言葉の“ツブテ”は精神的には答えるものの、

もっと警戒すべきは肉体的危害を加えられることでした。


我もまた“危機管理”?

~リーガ・ゲッツのあと~

(2008.05.08 初出 )

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フジテレビで「3時のあなた」という奥さま向けの番組や

「プロ野球ニュース」で画面にひんぱんに顔を出していた

時期がありました。

たまに電車の中や人ごみで「あ、この人知ってる」という

目を向けられました。

もともと“シャイ”(嘘をつけw)ですから尻がこそばゆく、

居心地が悪かったものの、危険を感じることはまったく

ありませんでした。


しかし、ごくたまに“いやーな”視線に出くわすときが

あります。井の頭線・明大前のホームで階段の手すりに

寄りかかって降りていく人の群れを眺めていたときに、

目が合った若者が一瞬「あいつだっ!」という“敵意”の

こもった表情を見せたのもその一例です。

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ほとんどが私の“被害妄想”だろう、とは思っています。

ハハハ。

しかし、“リーガ・ゲッツ”を書いた直後ばかりは本気で

「気をつけるに越したことはない」と警戒していました。


2003年全米オープンの会場でリーガ・エスパニョールの

放映権を獲得したという嬉しい知らせを受け、喜びを

仕事仲間やWOWOWの視聴者と分け合いたいと思って

書いただけなのですが、ずっとCSで見てきたファンに

とっては、なじみがあり、こよなく愛していた解説者や

アナウンサーで試合を見られなくなった“傷口”に塩を

なすりこまれた思いだったのでしょう。


抗議の書き込みが殺到し、会社と私個人のHPに載せた

このコラムは削除(私のHPは数週間後に復活)せざるを

得なくなり、BBSも閉鎖に追い込まれました。

当時、2チャンネルには「岩佐徹を糾弾するスレ」という

そら恐ろしいスレッドまで立ち、連日、激しい言葉が

書き込まれていました。

問題のコラムを書いた本人は、文章のどこを読み返して

みても悪いところはないと思うのですが、バッシングの

すさまじさは想像を超えていて、戸惑うばかりでした。

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「気をつけよう」と思ったのは、一部の人間の「死ね」とか

「ぬっ殺す」は“勢い”で書いているにしても、リーガを

愛していた人たちを怒らせたのは事実だったからです。

WOWOWの本社が赤坂にあって、私が毎日通っている

ことは知られているわけですから、危害を加えようと

思えばチャンスはいくらでもありました。

しばらくは、赤坂見附駅で階段を下りるとき、後ろから

突き飛ばされないように、周囲に目を配っていました。

ハハハ。


20046月、ポルトガルに滞在していました。ユーロ

2004の放送のためです。

ある日、実況を終えてほかのスタッフと合流するために

スタンドを歩いているとき、すれ違った二人の日本の

青年が戻ってきて「岩佐さんですよね? 放送がんばって

ください」と握手を求めてきました。

「リーガ・ゲッツ!」から9ヶ月あまり過ぎていましたが、

神経質になっていた私は「君たち、リーガ・オタク?

僕のこと嫌いでしょう」と反射的に聞いてしまいました。

ハハハ。


困惑しながら「いいえ、そんなことはありません」と

口ごもる二人に「ごめん。嫌われてるもんだから」と

こちらもギコチなく言い訳をして、差し出されたままの

手を握ったものです。


ネット上で物議をかもした「ゲッツ」から、5年近い

年月が流れました。

さすがに最近は、“警戒心”を解いています。

実況アナウンサーとしての長い経験から、目の端で動く

ものがあると思わず身構えることはありますが、これは

“習い性となる”の類でしょう。ハハハ。


10年が過ぎて、もう忘れてもいいかなと

思っていましたが、ごく一部でしょうが、

いまだに当時の恨みを引きずっている人が

いるのだと知りました。

いまは、匿名でも「死ね」や「殺す」は

マズイのだと知っていますから、言い方は

“マイルド”ですけど。ハハハ。


まあ、この調子では、それこそ“死ぬまで”

付き合わなきゃいけないのでしょうね。

この年で"付き合う"相手がいるのは有難いと

思うことにしますか。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-10-28 06:52 | 自分的傑作選 | Comments(0)

I got hemorrhoids,too

=“でん部の故障”?

(2008/05/02 初出 )

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古くからのメジャー・リーグ・ファンならジョージ・

ブレットを覚えているかもしれません。1970-80年代の

カンザスシティー・ロイヤルズで活躍した3塁手です。

決してスマートな選手ではなく、どこまでもドロ臭く、


特に1980年は彼にとって特筆すべきシーズンでした。

オールスター明けからの好調なバッティングでどんどん

打率を上げ、9月半ば過ぎまで4割を維持したのです。

地元では大統領選に引っ掛けて“George for President

というステッカーが売られていたほどです。ハハハ。


プレー・オフでヤンキースに3年連続で敗れ、やっと

念願のリーグ初優勝を果たしたのもこの年でした。

フィラデルフィア・フィリーズとのワールドシリーズは

吉田義男さんとアイク生原(ドジャース副会長)さんの

解説で現地からお届けしました。

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フィリーズが先勝した翌日の第2戦、ブレットは2打席

連続ヒットのあと、フォアボールと好調でした。

チームの大黒柱なので彼が交代する理由は何もないと

誰もが思っていました。しかし、6回の守備に散った

ロイヤルズのナインの中に彼の姿はありませんでした。

試合は1-2とリードされていました。


実は、ブレットは“痔持ち”だったのです!


この試合をDVDで振り返ってみると、2安打目のあと、

私は「ブレットは痔を悪くしています」、4回に出塁した

ときには「相当 痛そうですね」としゃべっています。

手元にあるその日 両チームから提供された資料には

何の記述も見当たりませんから“病気”のことはたぶん、

新聞で読んだか、試合前の地元記者たちとの会話の中で

耳にしたのでしょう。


翌日の現地の新聞に 早めにゲームを離れたブレットは

カンザスシティーに帰って 簡単な手術を受けたことが

リポートされていました。間に旅行日をはさみますから、

回復するための時間が稼げるわけです。


3戦中継のためにロイヤルズ・スタジアムに向かった

私たちの前を走る車のバンパーに“I got hemorrhoids,too

(オレも痔持ちだぜ)というステッカーが張ってあって

大笑いしました。

そう言えば、2本目のヒットを打ったあと、ユーモアの

持ち主として人気者だった解説のジョー・ガラジオラ

(元カージナルスのキャッチャー)が「彼のbuttock(お尻)

のことはよく分からないけど、彼のバットは調子がいい

ことは確かだね」と言っていました。ハハハ。


この話を思い出したのも、そう、アストロズに移籍した

松井稼頭央に関して開幕前後から日本のマスコミでは

「でん部の故障」「でん部の痛み」と伝えていたからです。

ハハハ。


たぶん、現地のメディアははっきりと“hemorrhoids”と

書いていると思います。

言葉が持っている響き、聞いたときに人がどう感じるか、

国民性…などが違いますから、簡単には言えませんが、

“病気”ですから、これでいいのではないかと思います。

NHKもふくめて、どうして“でん部”というあいまいな

言い方をするのか、私には理解できません。

えっ、それとも、あっさり、ハッキリ、言ってしまった

私のほうが変わり者?ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-10-27 05:12 | 自分的傑作選 | Comments(0)

ハナレイ・ベイ 85


ハワイ。

赤いボードを抱えた若者がまだ薄暗い浜へ出て行く。

手漕ぎでビーチを離れた青年はボードの上に正座して

昇り始めた太陽を眺めている。


日本。
深夜の廊下で電話が鳴り続けていた。



ふたたびハワイ。

人影がない廊下をサチ(吉田羊)が歩いて来る。

小さな部屋で係の警官がシーツをめくった。

「息子さんだと確認できますか?」と問いかけた。

yes」と小さな声でサチが答えた。



脚を覆っていたシーツをめくると右脚がなかった。

残った腿のあたりには大きな傷跡があった。

タカシ(佐野玲於)はサメに襲われて命を落とした。

カウアイ島ハナレイ・ベイで。19歳だった…

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サチの夫はドラッグに溺れ、早くに亡くなっています。

加えて、いくつになっても反抗的な態度をとるタカシを

サチは素直に愛することができませんでした。

息子の遺体と対面したとき、涙が出ません。

悲しいはずだけど、どう悲しめばいいのか分からないと

戸惑っているように見えます。


遺体を火葬し、骨壺に収めて、サチは空港まで来ますが、

自分の順番になったとき、カートの向きを変えます。

帰国をのばし、しばらく滞在することにしたのです。


車をレンタルし、折り畳み椅子を抱え、タカシが死んだ

ハナレイ・ビーチに行きます。風に吹かれて海を眺め、

ときに読書をしながら息子との日々をかみしめます。


彼女は毎年 同じ時期にここを訪れるようになります。


いい映画だと思いました。

元海兵隊員とのもめ事と最後のエピソードが私の中では

?でした。原作者・村上春樹には必要な話でしょうが、

最後の20~30分で90点を逃がしました。“例によって”

私の感覚がおかしいことにしておきましょう。ハハハ。


毎年 ハワイの浜にきて 亡くなった息子を思い出す母…

だけだと暗い映画を予想してしまいますが、違います。

大作映画のように宣伝されていないことが惜しまれます。

お勧め出来ます。

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吉田羊…演技の幅が広い すごい女優ですね。

年齢不詳となっていますが、たぶん 40代前半でしょう。

これだけの才能を、なぜ映画関係者やドラマ制作者は

見逃してきたのでしょうか。20代半ば、遅くとも、

30代半ばに見つけてくれてれば、もっと多くの作品で

彼女の演技を楽しめたのに…と恨めしいです。

この作品の演技は賞の対象になると思います。


蛇足ですが、この映画では彼女の英語とピアノが話題に

なっていますが、この人の“歩き方”も素晴らしいです。

ハイヒールのつま先を少し外に向けてカツ、カツ、カツ。

いま、WOWOWのドラマで女性刑事を演じていますが、

そこでもm、子の歩き方を見せています。

カッコイイ女、出来る女性を演じる女優さんたちには

ぜひ見習ってほしいです。

佐野もですが、彼の友人を演じた村上虹郎がいいです。


おまけ

朝日夕刊に石飛記者?が評を書いている。

さんざん、映画の作り方に文句をたれた挙句のシメが


全体には魅力溢れる映画だと

言っておかねばなるまい。


どんだけ上から目線なんだ?


止められるか、おれたちを 75


画面に女の後頭部が写っている。鼻歌を歌っている。

カメラが前に回るとめぐみ(門脇麦)だった。

新宿ゴールデン街の一角のバーだ。男がやってきた。

「女子高生をやれる女優を知らないか?」と尋ねた。


やがて、めぐみが男に聞いた。

「ピンクの助監督って女でもできますか?」。

こうして、めぐみは助監督になった。

女子高生は結局 めぐみが演じた。19693月だった…

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ピンクとは、当時、小さな映画館で上映されていた

“ピンク映画”のことです。大きな映画会社が制作する

商業映画、インディーズが作る作品があって、それに

続くランクだったでしょうか。その下に、もっとエロい

映画がありました。ハハハ。


めぐみが助監督として“仕えた”監督は若松孝二です。

この映画は“若松に捧げる”ものとして作られました。

その頃の映画作りの現場の熱気はなんとなく伝わります。

しかし、ネットでは好評のようですが、私のハートには

少しも響きませんでした。大汗をかいて演じるコントが

盛大に“すべって”しまった感じです。


セリフが観念的過ぎて、そらぞらしく聞こえます。

なにより、若松を演じた井浦新がキャラクターの設定を

間違えた気がします。若松を尊敬しているそうですが、

あそこまでエキセントリックにしなくてもと思いました。

仮に、若松に似ていても。


門脇はいいと思います。


・・・どんだけ上から目線なんだ?


by toruiwa2010 | 2018-10-26 08:17 | 映画が好き | Comments(0)

今期のドラマが始まって間もないが、

一通り見たので、感想を書いておく。

見続けるものをもっと減らさないと。


2100 SUITS/スーツ フジテレビ 

織田裕二、中島裕翔、新木優子、中村アン、鈴木保奈美


織田で大丈夫か?

…展望にそう書きました。初回の視聴率が14.2と聞いて

ああ、月9の織田は強いんだと感心しました。しかし、

2回目で11.1、3回目で10.3まで落ちました。

むべなるかな。ハハハ。


私は2話目の15分で見るのをやめました。アメリカの

ドラマをリメイクしたようですが、日本人がなじめない

作りになってます。設定、セット、登場人物、セリフ…

すべてが“わざとらしい”です。


2200 ハラスメントゲーム テレビ東京

唐沢寿明、高島政宏、滝藤賢一、広瀬アリス、古川雄輝


テレビ東京が力を入れているドラマ枠です。

江口洋介、仲村トオルと来て、今期は唐沢です。


パワハラで本社を追われて地方でくすぶっていた唐沢が

突然、本社に呼び戻されます。コンプライアンス上の

大問題が起きたからです。パワハラで飛ばされた男が

コンプライアンス室長に就任し、唯一人の部下である

広瀬や顧問弁護士の古川とともに解決に当たります。

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妙な変化球を混ぜずに直球勝負なので見ています。

期待通り、広瀬アリスがいいです。


2100僕らは奇跡でできている フジテレビ 

高橋一生、榮倉奈々、要潤、児島一哉、田中泯


榮倉が出るから…と見始めました。

高橋と榮倉、高橋と家政婦(戸田恵子)、高橋と児島…

それぞれの関係性が面白いです。1話~2話で視聴率が

3%落ちましたが、もう少し見てみます。


2200 中学聖日記 TBS 

有村架純、岡田健史、町田啓太、吉田羊、夏川結衣


婚約中の教師、有村が担任クラスの岡田と恋に落ちる…

設定が不自然すぎて、進行する物語に納得できません。

女上司・吉田とその部下&有村の婚約者・町田の関係が

面白いので、3話までは録画しました。あとで見ますが、

まあ、無理かなあ。


2100 相棒17 テレビ朝日

水谷豊、反町隆史、鈴木杏樹、浅利陽介、石坂浩二


お馴染みのシリーズ。45年前から、妻が好きなので

”惰性”で見ています。キャストにほとんど変動がなく、

制作陣も“マンネリ”を逆手に取って開き直ってます。

ハハハ。


しかし、今回は、第1話がなかなか良くできていました。

脚本や演出など、見えないところで変化があったのかも。

毎週水曜9時は見続けることになりますね。


2200 獣になれない私たち 日本テレビ 

新垣結衣、松田龍平、田中圭、黒木華、菊地凛子

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てきぱきと仕事をこなす新垣と有能な税理士・松田…

それぞれに恋人がいましたが、1話序盤で松田は終わり、

新垣と田中の関係も微妙になっています。あと数回で

新垣と松田がくっつくのでしょう。ハハハ。


1回目の終盤、上司に抗議するためにイメチェンして

職場に現れた新垣がかっこよかった。

妻は“終わりました”が、私は見続けます。

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2000 科捜研の女 18 テレビ朝日

沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、斎藤暁


相棒と同様のマンネリですが、“習慣”になってます。


2100 リーガルV テレビ朝日 10/11

米倉涼子、向井理、林遣都、菜々緒、安達祐実


斜に構えていても結局 見ちゃうんだよなあ…と思って

いましたが、1話の前半でギブアップしました。それも

後ろ髪ひかれることなく、すっぱりと。あれやこれや、

ひどすぎるし、ある役者が出て来て決定的になりました。

踏ん切りをつけさせてくれてありがとう。視聴率は

好調らしいが、私には関係ない。ハハハ。


2200 黄昏流星群 フジテレビ 

佐々木蔵之介、中山美穂、黒木瞳、八木亜希子、石川恋


見てません。

主題歌を平井堅が歌ってるのが恨めしいです。

半音の上げ・下げがこの人は絶妙ですねえ。

Ken’s Bar、録画のセットを忘れなくてよかった。


2000 駐在刑事 テレビ東京 

寺島進、北村有起哉、笛木優子、市毛良枝、黒木瞳


食指がまったく動きません。


2200 大恋愛 TBS  

戸田恵梨香、ムロツヨシ、黒川智花、松岡昌宏  


戸田が若年性アルツハイマーになる…と聞き、ドラマは

明るく見たいので遠慮するつもりでした。

たまたま、時間が空いたときに録画で見ました。あらら、

なんだかおもしろいなあ。とくに、ムロがいいなあ。 

朝日Be面で取り上げて、“喜劇俳優”と見出しをつけて

いますが、この人、その"カテゴリ"に収まる俳優とは

思いません。

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2315 僕とシッポと神楽坂 テレビ朝日 

相葉雅紀、広末涼子、大倉孝二、村上淳、趣里


見てません。


2200ドロ刑 警視庁捜査三課 日本テレビ

遠藤憲一、中島健人


見てません。


2315 あなたには渡さない テレビ朝日

木村佳乃、田中哲司、萩原聖人、水野美紀


まだ始まっていませんが、見る予定はありません。


2100 下町ロケット TBS  10/14

阿部寛、土屋太鳳、竹内涼真、吉川晃司、真矢ミキ


自社が開発したバブルシステムが帝国重工のロケットに

採用されて順風満帆だった佃製作所ですが、帝国重工の

経営陣のパワーバランスが変化し、佃製作所はモロに

その影響を受けることになります。

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イモトアヤコ、古舘伊知郎以下、ありとあらゆる分野に

手を突っ込んで“異色”のキャスティングをしています。

工夫と見るかあざといと見るか?ハハハ。


ほかにもう一本大いに楽しんでいるドラマがあります。


2200 コールドケース2 WOWOW

吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和


2年ぶりに待望の第2シリーズが始まっています。

地味に未解決事件に挑む刑事たちの物語です。

課長代理・三浦以下でチームを組んでいますが、呼吸が

絶妙です。いいドラマ誕生の理由の一つはこれですね。

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今回の放映開始前後に一挙再放送された前シリーズも

録画して順次見ています。十分楽しめます。

10話ですが、622分け…ですかね。1話完結で

この勝率はなかなかだと思いますよ。

あ、今回 カルトがらみの1話が私の中では“1敗”です。

ハハハ。


*都合により明日は休みます。


by toruiwa2010 | 2018-10-24 06:55 | ドラマ | Comments(0)

誰にもあると思うが、“意地”…


コンサートを急きょ中止した理由についてジュリーは

こう説明した。「一言で言うと”意地”だ」と。

9000人集める約束なのに7000人しか来てなかったから

ということだった。


これだけを聞かされたら、沢田研二のわがままだ。

私の最初の反応も「もう少し小さなハコでやるとか…

考えられなかったのか?それもプライドが許さないか?

わがまま、身勝手、裸の王様…なんか痛々しい」だった。

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しかし、大勢の記者に囲まれて淡々と事実関係を話す

彼を見ていると、厳しさが緩みそうになるのも事実だ。

街の意見の中には非難するものもあったが、情報番組は

“横並び”で優しかった。「モーニングショー」「とくダネ」

「スッキリ」、「ビビット」をチェックしたが、司会者や

コメンテーターが直接ジュリーを批判した局はなかった。

デヴィ夫人が「出るべきだったんじゃないですか?

よく分かりませんが」と言っていたぐらいだ。たぶん、

彼女が取材を受けたのはジュリーの会見の前だ。


私は、今でも「うーん、どうなんだろうね」だ。

発言の中に、「満席でない会場で歌えと言うのは酷だ」と

率直に語った部分が印象的だった。スーパースターって

そういうものなんだね。

70歳で、あとがないんだ」とも言った。

そして、「満席じゃなかったら歌わない」と、これまでも

言ってきたし、そういう“契約”になってる」とも。


思わず、そうか、それじゃしょうがないと言いそうだが、

事務所やイベンターとはそういう約束をしているかも

しれないが、肝心の一番大事なファンはそれを知らない。

“美学”だと称える芸能人もいるが、ファンを犠牲にした

美学ってどうなのか。「今回は甘えさせていただいた」は

“申し訳ない”という思いを込めたつもりだとは思うが、

ファンは結果として”甘え”を許すことになっただけだ。

つまり、いたるところに“身勝手”は顔を出しているんだ。


責められるのなら、甘んじて受けます…というう態度が

明白だったから、世間は寛容なんだと思う。この言動を

“カッコイイ”と思うかどうかは、結局、彼と同じ時代に

生きてきた人と、よく分からないと言う世代の人たちで

大きく分かれるのではないか。

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沢田研二、70歳か。

自分がなぜそこにいたのか思い出せないが、河田町の

6スタジオのサブの片隅でほかの歌手のリハーサルを

見ているジュリーを5㍍の距離で見たことがある。

素肌にピンクのシャツを着た二十歳のスーパースターは

薄暗い場所でも強烈なオーラを放っていたなあ。


ちなみに、今度のことで改めて感じたのは"沢田研二"は

良くも悪くも別格なんだなということだ。

そして、自宅近くの公園で行った会見で最も刺さった

コメントは…「蚊、多いですね ここ」だった。ハハハ。


あからさまなエゴ


少し前の話になるけど、港区に児童相談施設を作る話、

日本にはいろんな人が“棲息してるってことが天下に

示したね。地域住民への説明が不十分だった点で行政に

それなりの責任はあると思うが、紛糾し始めてからの

住民たちの物言いにはただ呆れる。

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・なぜ青山なのか?田町とか広いところがいっぱいある。

・表参道の一等地、完全な商業地にそういうものを

持ってきたとき、港区としての価値が下がる。

・ネギ一つ買うのも紀伊国屋に行くようなところだ。

すごく生活に困窮されている方が生活るのが大変。

・この周辺のランチ単価を知ってますか?

1600円ぐらいするランチ単価のところで、なぜ施設に

子供を連れてくるのか?

・世界的ブランドがこれほど集まってるのは青山だけ!

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テレビが伝える住民の声をまるまる信じることはない。

カット部分にどんな意見があったか分からないからだ。

しかし、これだけは言える。放送で流されたコメントは

間違いなく集会でビデオテープに記録されたものだ。


ここで文字にしたものも発言通りではない。いくつかの

コメントには、「施設が必要だと思うが」という前置きが

あった。しかし、言いたいのはおおむねそういうことだ。

つまり、青山は特別なところで、俺たちの世界だ。

施設に住んだり通ってきたりする家族は貧しいらしい。

ここで生活するのは大変だし、来られると青山の価値が

下がるんだ。頼むからどこかよそでやってくれ。


少々“乱暴”だが、発言の語調や雰囲気から“住民エゴ”が

あからさまに感じられて気分が悪かった。あのビデオが

日本中に流れてしまったことで青山の値打ちはむしろ

下がったんじゃないか?お気の毒さま。

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…で、もしかすると、”ランチ単価”は

流行語大賞に選ばれるかもね。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-10-23 05:49 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)

15歳のアイドルがパワハラを受けて自ら命を絶った。

初めてではないようだが、痛ましいできごとだ。

「ワイドナショー」で意見を求められた松本人志が

おおむね、こんな趣旨の発言をした。


自殺の理由は一つじゃないと思う。

こういうとき、みんな死者をかばうが、

死んだら負けだということをもっと

言わないといけない。

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メモを見て話したわけじゃないから、発言はまとまりに

欠けていたし、言葉が足りないところもあった。

聞いていて「おっと、今のはどうかな?」と思ったのは

事実だ。


数日後“現代ビジネス”というメディアに長文のコラムが

載っていることを知った。タイトルは…

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松本人志はもう「時事問題」を

語るのをやめたほうがいい


書いた原田隆之が何者か知らなかった私の最初の反応は

以下のツイートだった。


原田隆之という御仁が何者かは知らない。

しかし、君はどんな資格を持って→ 

こんなことを言うのか?

shameon youと言っておく。


誰であれ、他人の口を封じることはできないと思って

書き込んだものだが、まあまあ、私にしてはずいぶん

おとなしい物言いだ。ハハハ。

時間があるときにチェックすると筑波大学の教授だと

分かってびっくりした。しかも、プロフィルを見れば

“どえらい”キャリアの持ち主だと分かる。

そして、“54歳”という情報も入れて、長いのと文章の

つたなさに辟易しながら問題のコラムを読み、呆れた。


かつては松本が大好きだったが、取り巻きをたくさん

従えて、ヨイショされていい気分になっている姿が

見苦しく、観るのをやめてしまった と冒頭に書いている。


取り巻きを従えて…は演出の部分もあるに違いないし

この原田某が受けた単なる印象だよなあ、と思うが、

それはまあいい。ほかにも、突っ込みどころが山盛りだ。


・「ワイドナショー」を一度も観たことがないと明言。

・いろいろと雑音は耳にする。たびたび 炎上騒ぎを

起こしているという。

・何も知らずに語るのは失礼だし無責任なので、過去の

炎上騒ぎを調べてみた。


“耳にする”、“…という”、“調べてみた”…ずいぶんだなあ。

途中で 松本の発言のほぼ全文を文字起こししているが、

全体の書き方を読むと、ビデオにせよ、くだんの番組を

ちゃんと見たとは思えないし、松本批判の根拠とした

情報の多くを伝聞やネットの記述から得ているようだ。


百歩譲って、超多忙ならそんなこともあるだろう。

しかし…


ちょっとは関心をもって調べればよいものを、

無知と思い込みで人々を傷つける


…は、そのままノシをつけてこの男に返してやりたい。

さらに。


あからさまな政権べったりの姿勢が、

多くの識者によって指摘されていた。


…に至っては、まさに暴言だ。

2年ほど前、安倍首相が番組に主演し、そのあとほかの

出演者と一緒に会食したのは事実だ。

しかし、それだけで“政権べったり”と断じた識者って

誰のことだ?それも“多くの”と書くなら列挙せんか。

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自殺した人にまで暴言を吐いて…とも書いている。

私はライブで番組を見ていたが、松本の発言は 死者に

向けられたものではなく、死を考え、死のうとしている

人たちに“死んだら負けだぜ”と言いたいのだ…と聞いた。

死んだ少女に「なぜ死んだ。きみは敗者だ」と言ってる

わけじゃない。


原田クンは聞き間違えたか、読み間違えたんだ。

しかも、ヒドイ発言だと非難したあと“思い直して”いる。


全部が酷い発言とは言えず、同意できる

部分もある。自殺の理由を単純化して

わかったようなつもりになるのは、

たしかに間違いのもとである。

また、一連の発言の最後には「死んだら

負けということをもっと教えていかなければ

ならない」と、凡庸ではあるが、常識的な

ことも言っている。


なんだそれ。

だったら、こんな駄文で人を非難するんじゃない!

あの話の流れの中で「死んだら負けと言いたい」発言は

ある種“異色”だったんだぜ。「誰かに相談すべきだった」

「死を選んだ気持ちが痛いほど分かる「かわいそう」

「こんな思いをさせた奴らが許せない」などと言う方が

よっぽど“凡庸”だし“常識的”だと思うがどうか。


長文の真ん中あたりで”問題提起”している。


なぜ松本人志は炎上し、それを

何度も繰り返すのだろうか。


記事全体のタイトルを見れば、原田が一番書きたかった

ことなんだと思う。しかし、一行 開けて書かれている

この文章はいったいどう読めばいいのか?


まずは、先にも述べたように、権力には

擦り寄る一方で、弱者ばかりを上から目線で

叩くことへの嫌悪感である。

そこには思い上がりはあるが、思いやりは

微塵も感じられない。


繰り返すが、“なぜ…だろうか”と疑問を呈しておいて

続けた文章が“まず…嫌悪感である”、“感じられない”で

終わっているんだ。意味が通じないじゃないか。

編集者はちゃんと読んでから載せたのか?


こうなると、終盤に書かれているいくつかの意見は

笑うしかない。


・しかし、芸人であれば、面白いことを言えばよい。

・時事問題について発言したいのなら、別の話題で

クスっと笑えるようなシニカルな発言の1つも

してみたらどうかと思う。


番組を見てないから彼の発言で何度もスタジオが爆笑に

包まれることを知らないんだ。

そして、終盤には“彼のお笑いは面白くないので もう

観る気がしない“とした上で、さんざん寄り道した挙句、

4300文字超のコラムの最後はこう結ばれている。


笑えない毒を吐くごとに、

芸人・松本人志は死んでゆく。


序盤に引用した“Shame on you”に加えて言っておく。

原田隆之はもうコラムを書くのをやめた方がいい。


一方、松チャンはと言えば、一歩も引いてない。

同じことをずっと言い続けるとツイートしている。

女性自身が“反論相次ぐ”として何人かの“識者”の言葉を

紹介していた。


“弁護士・佐々木亮氏”と“フリーライター・ドリー氏”は

聞いたことがないが、「サンモニ」でときどき見かける

フォトジャーナリスト・安田菜津紀氏は知っている。

彼女のコメント(ツイッター)はこうだ。


ちょっと待って。

「死んだら負けや」という松本さんの言葉。

確かに人が命を絶つまで追い込まれるのは、

複雑に絡み合った要因

があると思う。

だからこそ、こういう精神論で亡くなった方の

ことを語るのはもう、止めたい。弱いのは

その人ではなく、社会が人を支える力では。


彼女もまた、松本が 死んだ少女に「君の負けや」と

言っていると受け止めたようだ。松チャンの真意は

そうではないと思う。

そして、原因が複雑だからこそ、精神論はやめたい?


いやいやいや。そういう言い方“も”やめようよ。

1週間前に書いたばかりだが、「サンモニ」の出演者は

「…を考えるべきときが来ている」的な物言いが多い。

もっともらしく聞こえることを言いつつ、キモの部分は

ぼかすんだ。言質を取られたくないんだろう。

確信はないが、彼女もサンモニの中でこういう言い方を

しばしばしていた気がする。


ツイッターだから限界はあるが、“やめよう”と言うなら

どういう言い方をすべきかを言わなきゃ。


長くなってしまった。

言いたいのは、私は松本人志の発言が

間違ってるとは思わないぜ…だけなんだが。

書いているうちに…。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-10-22 05:55 | 番組 | Comments(0)

handeye coordination

~腕と目の調和ということ~

( 2002/11/08初出 )

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ハンド・アイ・コーディネーション…この言葉を初めて

耳にしたのはフジテレビで大リーグ中継に関わり始めた

1970年代の後半でした。

野球に限らず、スポーツの世界で引退に追い込まれた

多くのベテランたちが大きな理由として挙げていました。

手と目の連係がうまく行かなくなるのです。


野球選手は①目でボールを認識する ②脳がそれを受け

対応を体に指令する ③それに反応して体が動く…

ざっとこんな感じでプレーしますが、年令とともに

から②、あるいは②から③への伝達、反応が少しずつ

遅れはじめ、若い頃のプレーができなくなるのです。

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たとえ100分の1秒単位の遅れでも、おそらくほとんど

すべてのスポーツで致命的でしょう。

「このボールはカーブだ」と判断できても、体の動きが

遅れたり、正しい位置にバットを出せなかったりすれば

ヒットは打てません。

サッカーでも「あそこにシュート・コースがある」と、

頭では分かっていても、タイミングが少しでも遅れれば、

相手DFが対応してしまうでしょう。 


よく分かる話でした。

しかし、「タング()・アイ・コーディネーション」と

形を変えたこの現象がやがて自分を襲うことになるとは

40代だった私は想像もしませんでした。ハハハ。


60歳を過ぎたころから、特にサッカー中継などで、目が

認識したプレーや選手の名前を言葉にするまで時間が

かかるようになった事実は隠せません。

名前を言った時には、もう次ぎの選手にボールが渡って

いたり、それをカバーしようと急ぎすぎて間違えたり

することが増え、視聴者からお叱りを受ける事が多く

なっています。


衛星で送られて来る映像に東京のスタジオで生で実況を

つける いわゆる“オフ・チューブ方式”のサッカー中継に

取り組んだのは多分WOWOWが初めてだったでしょう。

94-95シーズンのセリエAからでした。

当時は ボールを持った選手の名前を的確に伝えるのは

私の得意とするところでした。

「難しいのを見分けてこそプロじゃないか!」ぐらいの

自負もあっただけに、目の衰えを自分で認めなければ

ならなかったことはかなりのショックでした。


“スランプ”というのは実況生活の中でもサッカーだけで、

他の担当種目では記憶がありません。

初めて経験したのは20005月、61歳でした。

この年の3月ごろからチャンピオンズ・リーグの実況を

始めたのですが、準決勝のバルセロナvsバレンシアは

現地カンプノウからでした。

「あそこの放送席は結構、厳しいところにありますよー」

という後輩アナのアドバイス兼おどし(ハハハ)を背中に

出かけたのですが、着いてみると、たしかにセンター

ラインからかなり横にずれている上に経験したことが

ないほど高い位置に放送席がありました。

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それをいいわけにする事はできませんが、この試合で

私はバルセロナの得点者、3人のうち2人(デブール、

コクー)を間違えてしまいました。

ファーサイドでフリーの選手にボールが渡ってシュート、

そのままゴールなら間違えることもないのでしょうが、

ペナルティ・エリアの中で混戦になり“誰か”の頭や足で

ゴールが生まれたときが問題です。このバルセロナでの

痛恨のミスもそういう“混沌”の中で起きました。いわば、

カンプノウの悲劇。ハハハ。


しばらくはサッカーの実況に自信が持てませんでした。

「また、やるのではないか?」と思うと“こわい”のです。

ブルペンでスプリットがいつものように落ちないときの

マリナーズの佐々木や、練習で得意の位置からのフリー・

キックが狙ったところに行かないときのデルピエロは

やはり不安だろうと思ったものです。


「岩佐爺は衰えた」と、ネット上でからかわれることが

多くなったのはそのころです。否定はできませんでした。

若いころは、もっと楽に 自分で納得できるフレーズが

浮かんだり、プレーの描写や、選手の名前を言えたり

したのに、すべてがほんの少しずつですが、遅れ始めて

いました。


それから、さらに時間が経過しまています。

一昨日の野球中継は現在の私としては75点ぐらいの

出来だったと思いますが、ビデオを見ると、つまらない

小さなミスに気づきます。

やはり、タング・アイ・コーディネーションの“劣化”は

確実に進んでいて、自分でもとてももどかしい思いです。

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頭では どう表現したらいいかが分かっていてもそれを

言葉にするのに以前より時間がかかるようになった…

その事実をつきつけられるのはつらいです。悲しいかな、

現実はとても厳しいのです。ハハハ。


先日、私と同年輩のアナウンサーの実況を聞きましたが、

やはり描写の遅れがしばしばありました。私一人では

ないんだ、と少しほっとしました。ハハハ。


by toruiwa2010 | 2018-10-21 06:23 | 自分的傑作選 | Comments(0)