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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

<   2018年 12月 ( 32 )   > この月の画像一覧

7,8年前だったでしょううか、なぞかけに

はまった時期があります。当時は、結構

うまくできたのですが、最近はまったく

“ととのい”ません。

大みそかに“傑作選”wをご笑読ください。


ねづっちとかけまして

生玉子とときます

その心は…


かけたり、といたりします


ダウンタウンとかけまして

上野発の列車が長野に着いたとときます

その心は…


マツモトハマダ(松本はまだ)

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渡部陽一カメラマンとかけまして

間違えて致死量の睡眠薬を飲んだ時とときます

その心は…


センジョウ(洗浄・戦場)に行きます


紛糾国会の野党とかけまして

下手な相撲取りとときます

その心は…


はじめ突っ張りますが、やがて腰が砕けます


電子メールとかけまして

テニスのボールとときます

その心は…


ネット上を行ったり来たり


政治の世界とかけまして

本の表紙とときます

その心は…


表もあれば裏もあります


フランス料理とかけまして

極秘情報をゲットしたとときます

その心は…


ソースが大事


ダイエット食品のCMとかけまして

ゴーンは無罪だと思うとときます

その心は…


あくまで個人の感想です


キューバの革命家とかけまして

ゴチバトルの最下位とときます

その心は…


チェ・ジバラ(チェ、自腹)

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忘年会とかけまして 

トルネード投法とときます

その心は…


ノモノモ(野茂野茂&飲も飲も)


若者の感謝とかけまして

その他もろもろとときます

その心は…


アザース(others)


ゆかの敷物とかけまして

マナー違反とときます

その心は…


カー、ペット


貧乳モデルの撮影とかけまして

ごく親しい先輩のお宅訪問とときます

その心は…


手ブラでいいでしょう

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青春の切ない思い出とかけまして

完投した翌日のピッチャーとときます

その心は…


カタオモィ(片思い&肩重い)


遠距離恋愛とかけまして

情報を伝える技術とときます

その心は…


アイ・テー(IT&会いてえ)


正月に飲む酒とかけまして

増えすぎた体重とときます

その心は…

オトソ(お屠蘇&落そ)


モテ男のバレンタインとかけまして

不調法な男とときます

その心は…

チョコいっぱい(猪口一杯)

韓国の調味料とかけまして

あっちじゃなくて、とときます

その心は…

コチジャン

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幼稚園児の初キスとかけまして

下戸(げこ)の乾杯とときます

その心は…

口をつけるだけ

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鼻がむずがゆいとかけまして

2年に一度とときます

その心は…

ビエンナーレ

98歳の関西人とかけまして

そばの名店とときます

その心は…

チョージュヤン

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江戸っ子の年寄りの冷や水とかけまして

窓の向こうに隣りの庭園とときます

その心は…

シャッケー(冷やっけえ&借景)


安倍政権とかけまして

疲れてきた江戸っ子のピッチャー、とときます

その心は…

シジ(支持&肘)が下がっています


孫からの電話とかけまして

親マンをテンパった胸中とときます

そのココロは…

振り込め、振り込め


by toruiwa2010 | 2018-12-31 06:41 | blog | Comments(5)

・・・つづき


07/06

オウム真理教事件に関与した7人の死刑執行

07/26

残り6人の死刑執行

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2度に分けたとは言っても、これだけ大量の死刑囚の

刑がまとめて執行されたことに驚いた。国家としては

確たる理由があってのことだと信じている。

…にしても、そして、それが仕事だからと言っても、

この命令書にサインした法務大臣の“覚悟”に唸った。


07/13

SONY ウエアラブル・イヤホン


30代から左の耳がやや難聴ゆえ、テレビのボリュームで

しばしば妻ともめる。情報番組などでコメンテーターの

微妙な発言やドラマのクライマックスで重要なセリフが

聞き取れない…からイライラする。

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コの字型のィデバイスを首にかけて、耳元で音声を聞く

このスタイルにしてから一切のストレスがなくなった。

身体の一部になった感じでパジャマに着替えようとして

首からさげたままだったことに気づいたりする。ハハハ。


09/08

全米オープンで大坂なおみが優勝!


話題になり始めたころから彼女の運動能力とパワーには

魅力を感じていたが、世界のトップクラスと“対等に”

プレーするようになるのは少なくとも1,2年先の話だと

思っていた。

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快進撃だったなあ。決勝は生で見た。

セレナ・ウィリアムズに64/62で勝つなんて私の想像を

はるかに超えていた。正直に書くなら、それぐらいの

スコアで“負けると思っていた。


このまま、順調に行ってほしいが、“世界のトップ”は

そんなに甘くはない。


09/16

安室奈美恵引退。


熱烈なファンというわけではなかったが、好きだった。


I’ll  be your hero


今も耳に残る。初めて聞いたとき、ビビッときた。

Hero”は長く残る名曲だね。これからの人生が幸せに

満ちたものでありますように、と祈る。


09/20

自民党総裁選で安倍晋三首相が三選。


予定通り勝ったけど、相変わらず不人気だなあ。

バカヤロー解散・吉田茂、日米安保・岸信介、長期政権・

佐藤栄作、ロッキード疑惑・田中角栄、清廉・三木武夫、

風見鶏・中曽根康弘、消費税・竹下登、郵政改革・小泉

純一郎…このままだと、モリカケ・安倍晋三になるね。

北方領土とか拉致家族に決着つけるか。

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09/28

岩佐徹、めでたく80歳の誕生日。傘寿


自分が80才だなんてこれっぱかりも信じられなんだ。

どんな形でこの世におさらばするのか、まるで見当が

つかない。出来るだけぽっくり逝きたいと願っている。

葬儀はしない。病院でも自宅でも、死んだところから

直接火葬場に運ぶ“直葬” でいいと妻には言ってある。


西行法師に倣って、私の辞世の句はこうだ。


叶うなら いつでもどこでも いいけれど 

ぽっくり死にたし 後腐れなく


10/11

豊洲市場が当初の予定からおよそ2年遅れて開場。


“鉄面皮”の知事に振り回されて、異論はあるだろうが、

めでたさも中くらいの開場になったのは残念だ。

当日と翌日は大騒ぎしたメディアもその後はほとんど

何も伝えない。ま、何もないのはいいことだけど。


一度、行ってみようと思いつつ、アクセスを考えると

なかなか腰が上がらない。

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10/13

iPhone Xs Max に機種変更。


きっと、全機能の半分も使いこなせていないと思う。

古い方の回収にもてこずっている。一度戻ってきたのだ。

“すべてをリセット”だけでいいと思ったら、“何やら”が

オフになってないと送り返されてきた。頭に来たから

放っとこうと思ったが、そうすると、月々の支払いが

増えるという。


で、その作業をするのがややこしい。最終的にはwifi

求めてSBの営業所に行くことになった。スタッフに

手とり足取り助けてもらって終了した。ざけんな!


10/25

シリアで拘束されていた安田純平が帰国。

意味の分からない“自己責任論”が再燃し、“英雄論”も

飛び出して賑やかだったが、たちまち“鎮火”したようだ。

安田氏が問われるのは むしろ、今後の言動だろう。


11/13

大谷翔平、MLB新人王に選出!


どちらかと言えば暗いニュースが多かったが、2018年、

日本人に無条件で明るい話題を提供し続けた大谷には

ただ敬服する。投げる、打つ、走る…何をやらせても

メジャーでもトップレベルにあることを示した。

守備位置につくことはなかったけど、やれば、“守り”も

一流だと思う。

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彼が野球界にもたらした最大の功績は、“二刀流”という

新しい“発想”を最も高いレベルの人たちの脳にしっかり

植え付けたことだ。


11/13

来年のゴールデンウィークを10連休と閣議決定。


超高齢者の一人としては、病院がどうなるのかが心配だ。


11/19

東京地検が日産会長のカルロス・ゴーンを逮捕。


かなりビックリするニュースだった。何が真実で何が

ウソなのか…今はまだ分からない。天文学的な高報酬は

ともかく、住むところ、持っているもの、あれもこれも

会社に買わせた、払わせてるというのも、どこまでが、

メディアの言う通りなのさっぱり分からない。

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海外からの批判に乗っかって、“今更”な司法制度への

クレームを口にするコメンテーターに笑う。それも、

前からそう考えていた…と言わんばかりに。


12/06,12/08

水道法改正案、改正入管法がそれぞれ可決成立


十分な知識がないことを自覚しているから、政治の話に

触れることにはためらいがある。しかし、年末になって

話題になり始めたかと思うと、バタバタと強行採決で

成立してしまった2法案については強い違和感がある。


基本的には自民党政権を支持(限りなく消極的に)するが、

強引すぎる、なんでもあり…の印象は免れない。

また、メディが役割を果たしてきたかどうかについても

疑問がある。特に活字媒体が力を失っていないか?

テレビが スポーツ界の不祥事や不倫騒ぎなど見た目が

派手な話題に飛びつくことについてはは諦めているが、

新聞は手を尽くして伝えたのだろうか?


どちらも、かなりやばそうな話だからとても気になる。


12/09

紀平梨花、GPファイナルで優勝!


彼女を初めて見たのは1年前の全日本だったようだ。

ほとんど記憶がないが、検索すると こう呟いていた。


紀平梨花…2本の3アクセル、

きれいに決まった。

演技全体が柔らかくて美しい。

来シーズンが楽しみだ。

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A、トリプル・アクセルを飛べる数少ない選手だから、

誰の目にも将来性は見えていたのだろうが、専門家の

口からも積極的なコメントは出ていなかった気がする。

しかし、グランプリで2勝し、ファイナルでザギトワを

破って優勝すると、もう完全に日本女子のトップ扱いだ。

シューズの問題もあって全日本は坂本に逆転されたが、

世界選手権が楽しみだ。試合間隔があくのでシューズも

完璧な状態にするだろう。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2018-12-30 06:56 | blog | Comments(0)

2018年も残りわずか3日になった。

”記録”をもとに 私に関わる出来ごと、

私が興味を持った大きな出来ごとを

駆け足で振り返っておく。

“デキゴトロジー”は かつて週刊朝日に

連載された名物コラムから拝借した。

“洒脱”で面白い読み物だった。懐かしい!

書くまでもないが、言葉を借りただけで

中身は遠く及ばない。


01/04

日本相撲協会は貴乃花親方の理事解任を決議。


協会vs貴乃花親方の構図は去年の日馬富士暴力事件を

キッカケにして完全に表面化した。

親方はのちに協会を離れ、部屋も消滅した。

愛弟子・貴景勝の優勝を“親方として”喜べなかったし、

離婚が明らかになった。決定打は貴ノ岩の暴力事件だ。

“日本一幸せ”と言われた一家がバラバラになった。

貴乃花ブランドの“輝き”が失われた。

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01/25 

長兄の死に伴う遺産相続終了


長兄が亡くなってから半年かかって、ようやく遺産の

整理と相続の手続きが完了した。複雑な作業をすべて

専門家(銀行)に任せたし、遺産の中身はマンションと

銀行預金だけ…というシンプルなものだった。しかも、

相続人は私と次兄の二人以外にいなかったし、両者は

“半分ずつ”ということで合意していた。

ほとんど問題になる要素がなくてもこれだけかかる。

相続人の数が多かったり、遺産の内容が宝石や株など

複雑な場合は気が遠くなるような時間がかかる。

遺す側も遺される側も万全の備えを…と忠告しておく。

ハハハ。

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01/28 

マンション総会で理事就任


住んでいるのは全部で105戸の中規模マンションだ。

2003年に新築で購入した。すべてに満足している。

毎年、全体を6区画に分けて抽選で理事を決めている。

一つのブロックが17~18分の1の確率だ。

“強運”とも思わないが、過去15年は当選しなかった。

未経験者が少なくなった去年の暮れに当選が告げられた。

出来ればやりたくない仕事だが、いつかはやらなければ

いけないし、3年前に“大規模修理”が終わってるので

ここで“当たる”のはむしろ歓迎だ。


…と思っていた。

しかし、この日の総会で 今年の理事を紹介したあと、

前理事長が付け加えた。「なお、今年から 80歳以上の

方は辞退できるようになりました」。

no kidding. 冗談だろ!


ダメと知った上で「9月に80になるのですが…?」と

聞いてみたが、苦笑とともに却下された。ハハハ。

大した問題もなく、若い理事長が真面目な人だったから

“副理事長”の私もつつがなく役目を終えられそうだ。


02/01

藤井聡太四段が中学生初の五段に昇段


藤井少年は2週間強で六段になり、4月末には七段へと

スムーズに駆け上がって行った。ドーピングもなければ

つまらない駆け引きもない勝負の世界の清々しさ。


藤井君は今月12日に、史上最年少&最速でプロ100勝を

達成した。あっぱれだ。

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キャラがまったく違うが、懐かしいなあ“将棋少年”。

サンマが司会する「からくりTV」に出ていた

将棋が強く、コテコテの関西弁を操る小学生だった。

全国大会の予選で敗退して激しく落ち込んだが、友達に

励まされて立ち直ったときの言葉を忘れない。

取材を通して親しくなったディレクターが話しかけた。
「すっかり元気になりましたねえ」と。

少年の“切り返し”はこうだった。

「自分の心に積もった雪はな、
自分で降ろさなあかんねん。
いつも心にショベルカーや」


今、どうしてるんだろう?


02/09

ピョンチャン五輪開幕


アルペンもジャンプも好きなのに、今回の冬季五輪は

見る種目が偏った。振り返ると、ブログに書いた記事も

それほど多くない。

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楽しんだのは女子スピードスケートと女子カーリングだ。

小平奈緒、高木姉妹、“そだねー”のカーリング代表…

羽生結弦の連覇も見事なら、スノボやスキーでの男子の

活躍もあったが、日本女子選手の奮闘ぶりはすごかった。

私のMVPは文句なしに小平だ。レース中だけでなく、

リンク上の“立ち振る舞い”やインタビューもふくめて

世界一流のアスリートは“かくありたし”と思わせた。


02/23

黄斑変性症 再発


まっすぐな線がゆがんで見える厄介な目の病気だ。

私の場合、左目に症状が出るが、右目が正常なので

日常生活に支障はない。眼底の出血を吸収するために

眼球に注射…という“心躍る”治療が待っている。ハハハ。

2016年に最初の症状が出たときは2度だったが、今回は

さいわいなことに1回で済んだ。

たぶん、一生付き合っていくのだろう。


04/20

ブログへのアクセスが1238件、今年の最高を記録。


サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が解任された。

書いたのは常々“うさん臭い”と思っているサッカー・

ライターたちへの愚痴や不満だった。

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ちなみに、今年アクセスの1000件超えはこのときだけ。

このブログの最高記録は、むつかしいが、たぶん5907件。

例の“超スローボール”のときだ。謝罪記事を載せた日に

7万件を超えているが、それは“なかったこと”にしてる。

ハハハ。


04/25

TOKIOの山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検。


メディアが彼を“山口メンバー”を呼んだ。謝罪会見を

テレビ3局が延々とライブで中継した。山口がほかの

メンバーの前で土下座し、カバンの中から“退職願”を

取り出したなど、違和感がてんこ盛りの事件だった。

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04/27

南北首脳会談開催

06/12

米朝会談開催


もっともっと劇的な変化が生まれるかと思ったのだが、

当然、そんなこともなく…。ま、そうだよなあ。ハハハ。


06/14

ワールドカップ開幕


グループリーグ初戦でV候補ドイツがメキシコに敗れ、

ブラジル(vsスイス)やアルゼンチン(vsアイスランド)

引き分けるなど、強豪が苦戦する中でサムライブルーは

コロンビアを相手に“殊勲”の白星で発進した。


始まったと思ったら3分足らずでPKでゴールを奪い、

同時に相手は一人少なくなっていた。極端に言えば、

わが代表の“快進撃”はあそこから始まった。

私の予想はいつも日本に冷たい。今回も“ⅩⅩⅩ”だった。

…いきなり予想が外れた。しかし、グループの構成や

時間がないところで監督が交代という“ハプニング”が

あったのだから妥当な予想だと思っていたのに。

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“騒々しい”議論になったのは決勝トーナメント進出を

決めた試合の“パス回しだった。リードされているのに

GL敗退の危険を覚悟して点を取りにいかなかった。

私は支持した。

セルジオ越後が「観客に失礼」だと西野采配をバッサリ

斬っていると聞いてこうツイートした。


チームを預かっていない、

責任を負っていない、

国民の期待を背負ったことがない

から言えること。

西野采配はレギュレーションが

示唆する勝ち抜け方を選択しただけ。

文句があったらFIFAに言え。


ベルギーに逆転負けした決勝T 1回戦は惜しまれる。

20として大金星が見えていたものなあ。あのまま

勝ち切っていたら、日本のサッカーは新しい“時代”を

迎えていたかもしれない。


つづく・・・

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by toruiwa2010 | 2018-12-29 06:41 | blog | Comments(0)

今年もたくさんのドラマを見た。

私の採点は参考にもならないだろうが、

90点は“大満足”だったことを示し、

85点なら“毎回楽しんだ”という意味だ。


今年、85点以上は14本、その中で

90点は4本だった。

もちろん、見ていない、途中でやめた

作品の中にも秀作があったに違いない。


1月期


90 99.9 TBS

松本潤、香川照之、木村文乃、青木崇高、岸部一徳


会話の面白さプラス目まぐるしいカメラ割の面白さ。

榮倉に代わって入った木村にそれほど違和感がなかった。

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90 アンナチュラル TBS 

井浦新、石原さとみ、窪田正孝、市川実日子


演技派が揃った上に野木亜希子の脚本もよかった。

会話にテンポがあって、視聴者を飽きさせなかった。


4月期


85 特捜9 テレビ朝日 

井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正


安定感のあるドラマだ。

新しい班長(寺尾聡)と若い刑事が目障りだったけど。


85 孤独のグルメテレビ東京 

松重豊


ドラマ…ではないが、お気に入りだ。

松重さん、ぜひ、続けてほしい。


85 誤判対策室 WOWOW

舘ひろし、古川雄輝、星野真里


目立たなかったが、妙に“引っかかる”作品だった。

メインキャスト3人に魅力があった。

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7月期


90 dele(ディーリー) テレビ朝日

山田孝雄、菅田将暉、麻生久美子+ゲスト俳優


危うく見逃すところだったが、抜群の出来だった。

ぜひ、劇場版を作ってほしい。


85 刑事7人 テレビ朝日

東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、塚本高史、吉田鋼太郎


刑事もので一定の成功を収める作品は、一人が“傑出”

するのではなく、チームの和がいい。本作もそうだ。


85 ハゲタカ テレビ朝日 

綾野剛、渡部篤郎、沢尻エリカ、杉本哲太、小林薫


綾野の“濃すぎる”キャラは失敗だったが、全体として

頑張ったと思う。NHKドラマや映画には及ばないが。

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85 この世界の片隅に TBS

松本穂香、松坂桃李、村上虹郎、二階堂ふみ、伊藤蘭


心配した通り、デジタルの画面であの時代の“空気”を

描くのは難しかったね。松本は好演だった。


10月期


90 獣になれない私たち 日本テレビ 

新垣結衣、松田龍平、田中圭、黒木華、菊地凛子


視聴率に関係なく、かなり楽しめるドラマだった。

なによりも、新垣&松田の会話の面白さが最高だった。

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85 僕らは奇跡でできている フジテレビ 

高橋一生、榮倉奈々、要潤、児島一哉、田中泯


高橋と榮倉の関係がいい感じになっていくプロセスに

年甲斐もなく“きゅんきゅん”した。


85 大恋愛 TBS  

戸田恵梨香、ムロツヨシ、黒川智花、松岡昌宏


この作品の成功はムロの起用に尽きる。こういう役者が

注目されるようになるのは嬉しいね。


85 下町ロケット TBS  

阿部寛、土屋太鳳、竹内涼真、吉川晃司、真矢ミキ


物語は面白かったが、キャスティングがなあ。

先日書いたばかりだが、過ぎたるは猶及ばざるが如し。


90 コールドケース2 WOWOW

吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和



好きな俳優が揃った。1話ずつを見れば出来不出来は

あったが、全体としていい出来だ。ぜひ、映画化を。

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以上だ。共通しているのは画面から出演者たちの呼吸が

合っていることが伝わってくることだ。


この中で2018年ドラマNo1を挙げよ…と言われたら、

迷わずに7月期の「dele」だ。

簡単に総括しておく。


dele(ディーリー)」 テレビ朝日

山田孝雄、菅田将暉、麻生久美子+ゲスト俳優


主演級の顔ぶれを見て心惹かれたが、深夜の放送なので

“とりあえず”録画しておいた。ブログ休筆中に第1話を

見てぶっ飛んだ。

山田が演じるのは 一定時間が経過して連絡がないとき、

死亡確認のうえで、預かった、他人に知られたくない

データを消去することを生業とする車いすの男、菅田は

その“助手”だ。

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二人の確かな演技があり、二人の間の“呼吸の良さ”が

いい作品につながっていたと思う。脚本も素晴らしい。

せりふの一つ一つに味があってムダがない。

毎回、完成度が高かったが、特に最終回は“神回”だ。

そして、5話に登場したときの柴咲コウが最高だった。


このドラマは、私の中では文句なしに今期のベストだ。

まだ見てなかったら、ぜひ…とお勧めする。なんなら

オンデマンドを利用してでもで見る値打ちがある。

そして、テレビ朝日には次のシリーズを切望しておく。

もうひとつ。この時間帯の作品はどんなにいいものでも

見落としがちだ。過去にも気づかなかったドラマの中に

秀作・佳作が混じっていたのではないかと”不安”だ。

いまさらどうにもならないけど。ハハハ。


“好み”が強くかかわっていることは否定しない。しかし、

物語、俳優、脚本、演出…どれをとっても、私の中では、

ここ数年の作品を思い浮かべても、NHKが放送した

「ロクヨン」(2015年;ピエール滝主演)と並ぶ傑作だ。


なお、このドラマに引けを取らなかったのが

WOWOWの「コールドケース」だったことを

付記しておく。感想は先日 書いたばかりので

ここでは割愛する。

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大河「西郷どん」を最初から最後まで見た。

序盤・渡辺謙、途中・二階堂ふみ、終盤・瑛太…局面で

それぞれに場を“さらった”俳優がいるが、この作品が

一定の成功を収めた大きな理由は鈴木亮平だった。

林真理子の原作を得て、新しい隆盛像を示したと思う。

4月期か7月期のドラマでうまく再スタートを切ったら

日本の映画・ドラマ界に存在感を持った俳優があらたに

誕生するような気がする。

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鈴木とともにこのドラマを支えたのは間違いなく瑛太だ。

人間・大久保を見事に演じた。“風評”として後輩への

暴力沙汰が伝えられているがデマであってほしい。

ほかに、黒木華、錦戸亮、塚地武雅らが強く印象に残る。

最低だったのは真っ白な歯で斉興の側室を演じた歌手だ。

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by toruiwa2010 | 2018-12-28 06:45 | ドラマ | Comments(0)

アリー 90


大観衆の拍手と歓声が聞こえている。

ジャックソン(ブラドリー・クーパー)はピルケースから

3粒ほど白い錠剤を手に取るとウイスキーと思われる

液体で一気に飲み下した。そのまま、彼がセンターに

出ていくと歓声が一段と高まった。

その中で、彼のギターを中心に演奏が始まる。

すぐに、彼の厚みのあるボーカルが会場を圧倒する。


同じ時間、市内のレストランではウエイトレスのアリー

(レディ・ガガ)がトイレの個室から男に電話をしていた。

「悪いけど、結婚なんて考えられないわ」


その日、シフトを終えたアリーにチーフが声をかけた。

「帰りにごみを捨てて行ってくれ。当番なんだから」。

顔をしかめた彼女は それでも、言われた通り、大きな

ゴミ袋をゴミ箱に放り込むと自分のライブに向かった。


ステージを終えたジャックは帰り道、あてずっぽうで

通りがかりのドラアグ・クイーンのバーに飛び込んだ。

男性が女装してパフォーマンスをする店だ 。何人めかに

本物の女性がステージに登場した。アリーだった。

彼女が歌う“ラヴィアンローズ”がジャックのハートを

つかんだ。それがアリーとジャックの出会いだった…

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予告編を見たときから、ガガの歌声に惹かれていました。

本編を見ても強く印象に残ったのは“歌の力”です。

始まって45分ほどのところで、無理やりステージに

引っ張り出されたアリーがジャックとデュエットする

SHALLOW」を聞いたとき、思わずグッときました。

横を見ると、妻がティッシュで目をぬぐっていました。

この曲は全編を通して何回か流れますが、いい曲です。


有名な作品のリメイクです。

2010年代初めから企画がスタートしていたようです。

初めは超ベテラン クリント・イーストウッドが監督する

予定でしたが、舎弟のクーパーに譲った形です。

イーストウッドは“アリー役にガガ起用”と聞いて疑問に

思ったようですが、誰がどう見ても大成功でしょう。

見終えたとき、この役をほかの誰が演じてもしっくり

こないだろうと思わされました。


二人の歌声も魅力的です。

特にクーパーはこれまで音楽にかかわった経験がないと

聞いて仰天します。プロジェクトがスタートしてから

3年間をかけて歌やギターを学んだそうです。現地の

記事の中に役柄に合わせるために1オクターブさげた…

という記述がありました。誤読かもしれませんが。

“酒やけ”という設定のしわがれ声がすてきだし、歌唱も

セクシーです。


一方、歌が本職のガガですが、低く深い声から高音まで

幅広い音域を生かして見事な歌を聞かせてくれます。

かつて、しっかり学んだことがあるそうですが、演技も

達者なものです。濃いメーキャップを見慣れていますが、

本作ではすっぴんに近い化粧でアリーを熱演しています。

見ていて惹き込まれます。


すでにゴールデングローブ賞(16)の主要5部門に

ノミネートされています。アカデミー賞でも間違いなく

多くの賞の候補になることでしょう。


年の瀬に、いい映画に出会えてハッピーです。ハハハ。

年末年始に予定がない人には強く勧めます。


参考(Rotten Tomatoes)

原題:A Star Is Born

Tomatometer90

観客スコア:81

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by toruiwa2010 | 2018-12-27 08:14 | 映画が好き | Comments(0)

2本の作品についても触れておきます。

邦画では、社会現象になった「カメラを止めるな」、

洋画では、アカデミー作品賞に輝いた「シェイプ・

オブ・ウォーター」…どちらも75点つけるのが

精いっぱいでした。見る目がないんだ。ハハハ。


カメラを止めるな 75


人里離れた廃工場でホラー映画の撮影が行われていた。

ゾンビと化した男が恋人に襲いかかろうとしている。

両手でしっかりとつかんだ斧を構えてじりっじりっと

後ずさりする女の顔は恐怖で引きつっていた。

「はい、カット!」の声がかかった。

俳優たちが演技を止めたところで「何テーク目だ?」と

監督が尋ねると助監督が「42テーク目です」と答える…

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今や、“社会現象”と化しているインディズ映画です。

運よく、渋谷ユーロスペースでチケットが取れました。

平日の13時半の回でしたが、スクリーンがある3階で

エレベーターを降りると、狭いロビーは前の回の終了を

待っている人で混雑していました。この劇場で、こんな

光景を見たことは一度もありません。


二つの列ができていました。

オンラインチケットを発券する列と当日券を買う列です。

二つ目の列に対応するスタッフが「1時半の回はすでに

満席です。立ち見券も終わりました」と言っているのが

聞こえます。入場するときにはスタッフの後ろの壁の

一欄表には“売止”の紙がべたべた貼られていました。

立ち見を含め、売る券がありません…という意味です。

ま、それぐらい“話題沸騰”の映画だってことです。

その人気のほぼすべてが口コミによるものだというのも

すごいじゃないですか。

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俳優陣の中に知った顔はありませんでした。予備知識は

持たない方がいいというコメントをどこかで見たので

なにか“仕掛け”があることは予想していました。

しかし、まさか 冒頭の“37分”がその“仕掛け”だとは

想像をはるかに超えていました。


これから見る人の“邪魔”をしないように映画の感想を

書くのは難しいです。どうしても“仕掛け”に触れるし、

その後の展開も書くことになるからです。“一言だけ”

書くなら、そんなに面白いかなあ…です。

ある種の“熱気”は伝わりますが、演出・演技が未熟だし、

映画としての完成度が高いとは思いません。少なくとも

一部で言われている“今年のベスト”には程遠いです。


後方の立ち見と階段にも座り込んだ客(料金は同じ)

40~50人はいたでしょうか。終わって出口に向かうとき、

興奮した声で感想を話し合う彼らをながめながら、爺は

それほどでもないよ、と“ひとりごち”ました。つまり、

年代によって、受け止め方に落差があるってことです。

50代以上の人はその覚悟を持ってお出かけください。


サンプル数が少ないようですが、

“腐ったトマト”はこんな数字です。



専門家でレビューを書いた4人全員がFresh(好評)

判断されています。VarietyHollywoodReporter

くわしくないのですが、よく耳にするこれらの媒体が

含まれています。


シェイプ・オブ・ウォーター 75


家全体が水に沈んでいた。家具が浮き、魚も泳いでいる。

ソファに自分が寝ている。サイレンの音で目が覚めた。

不思議な夢だった。


ゆっくり起き上がったイライザは同居する友人のために

ゆで卵を作り、バスルームに向かう。

たっぷり湯を張ったバスタブに身を沈め、自慰を始める。

いつものイライザの一日が始まる…


会話の中に“キューバ危機”が出ていたから、1960年代の

前半でしょう。冷戦の時代だったし、米ソが宇宙開発を

めぐって 激しい競争を繰り広げていた時代です。

イライザの職場はボルチモアの航空宇宙研究センター、

仕事が始まるのは深夜0時です。彼女は掃除婦として

早朝まで働いています。

子供のころのケガがもとで、話すことができません。


“その日”、貴重な生き物がセンターに運び込まれます。

鋼鉄の容器に入れられて。

アマゾンで発見・捕獲された“彼”は両棲類できわめて

人間に近い形状をしています。将来、人類が宇宙での

生活に適応できるかどうかを知る上で大事な研究対象に

なるとされていました。


イライザは一目見たときから“彼”に強く惹かれます。

時間の経過とともに“二人”の間に特別の感情が生まれ…

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どんな物語か分かっていました。

苦手なカテゴリの作品でしたが、アカデミー作品賞の

最有力候補と聞いて見ることにしました。…やっぱり

ついていけませんでした。 “ファンタジー”の中にも

受け付けるものはありますが、極端に“ありえない話”を

もっともらしく描いているだけ…という印象でした。

肝心の“生き物”がちっとも美しくないし。ハハハ。


妻は始まって30分足らずで“もぞもぞ”し始めましたし、

私も”同じく”でしたが、外食の予約をしてあったので

我慢しました。ハハハ。

どこかで少しは感情移入ができるかもしれないと、淡い

期待を抱いて見続けましたが、“無駄”でした。


アカデミー作品賞は「スリー・ビルボード」だろう、と

根拠もなく確信して授賞式を見守りましたが、あえなく

敗れました。今世紀になってから 作品賞で一致するのは

「シカゴ」(2003)「ミリオン・ダラー・ベイビー」(2005)

「ハート・ロッカー」(2010)「英国王のスピーチ」(2011)

「スポット・ライト」(2016)ぐらいですから、予想が

外れても「あ、そう」です。


日本の作品賞はちょくちょく的中するのですが、洋画は

“さっぱり”です。国民性、歴史、文化、宗教、食べ物の

違いから来るのだと思うことにしています。ハハハ。


参考(Rotten Tomatoes)

原題:The Shape of Water

Tomatometer92 %

観客スコア: 77%


高く評価したものがある一方で、なんだこれは…という

駄作・愚作(私に言わせれば)もありました。

途中で席を立った「今夜、ロマンス劇場で」「空海」は

論外だし、「MAN HUNT(50)、「不能犯」(60)

「告白小説、その結末」(65)は途方にくれました。

更に「羊の木」、「友罪」、「リバーズ・エッジ」、「娼年」、

「スマホを落としただけなのに」、「母さんがどんなに

僕を嫌いでも」、「鈴木家の嘘」の7本は70点でした。

“金と時間を返せ”ってやつです。ハハハ。


最後に、私が 個人賞をとってもいいと

思っている俳優たちをあげておきます。


主演男優賞

役所広司(孤狼の血)、阿部寛(祈りの幕が下りる時)

菅田将暉(生きてるだけで、愛)、山崎努(モリのいる場所)

瑛太(友罪)


助演男優賞

二宮和也(検察側の証人)、松坂桃李(孤狼の血)

生田斗真(友罪) 笹野高史(空飛ぶタイヤ)

高橋一生(嘘を愛する女、空飛ぶタイヤ)


主演女優賞

安藤サクラ(万引き家族)、松嶋菜々子(祈りの幕が…)

吉田羊(ハナレイ・ベイ)、門脇麦(止められるか…)

趣里(生きてるだけで、愛)、篠原涼子(人魚の眠る…)


助演女優賞

樹木希林(万引き家族・モリのいる場所)

松岡茉優(万引き家族)、夏川結衣(妻よ薔薇のように)

石橋静河(生きてるだけで、愛)

新人賞…と言っていいのかどうか、「ごっこ」の子役、

平尾菜々花は圧巻の演技を見せていました。

また「散り椿」のカメラ・木村大作と音楽の加古隆は

その部門の有力候補だと思いました。


ちなみに、すでに決定しているのは…


たま映画祭

作品:万引き家族、寝ても覚めても

男優賞:東出昌大(寝ても…etc)、松坂桃李(孤狼の血etc)

女優賞:安藤サクラ、松岡茉優(ともに万引き家族)

特別賞:「モリのいる場所」のスタッフ・キャスト

    「カメラを止めるな」のスタッフ・キャスト


報知映画賞

作品:孤狼の血

主演男優:役所広司(孤狼の血)

主演女優:篠原涼子(SUNNY、人魚の眠る家)

助演男優:二宮和也(検察側の罪人)

助演女優:樹木希林(モリのいる場所、万引き家族etc)

特別賞:カメラを止めるな


日刊スポーツ映画賞

作品:万引き家族

主演男優:松坂桃李

主演女優:安藤サクラ

助演男優:高橋一生

主演女優:樹木希林

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by toruiwa2010 | 2018-12-26 06:56 | 映画が好き | Comments(2)

今年も100本に届きませんでしたが、邦画は頑張って

見たつもりです。日本アカデミー賞のときに“自論”を

披瀝したいからです。ハハハ。


毎年 書いていますが、私が映画のレビューに付記する

数字はあくまで見た直後の“感想”に基づいたもので、

その意味は以下の通りです。


95:どなたにもお勧め

90:大満足だった

85:見るに値した

80:料金分は楽しめた

75:見なくてよかったかも

70:金と時間を返せ


つまり、85点以上をつけたのは 私が納得して劇場を

あとにした作品ということになります。

で、今年85点以上の作品のリストはこうなります。


邦画 90

ちはやふる、祈りの幕が下りる時、モリのいる場所、 

万引き家族、フジコ・ヘミングの時間、空飛ぶタイヤ、

ごっこ

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85

blank13、嘘を愛する女、孤狼の血、妻よ薔薇のように、

蚤とり侍、家に帰ると妻が必ず…、コード・ブルー、

検察側の罪人、泣き虫しょったんの奇跡、日日是好日、

きみの鳥はうたえる、あいあい傘、ハナレイ・ベイ、

散り椿、かぞくいろ、生きてるだけで、愛


相変わらず“甘い”感は否めませんね。ハハハ。

この中から5本選べと言われたら「モリのいる場所」、 

「万引き家族」、「ごっこ」、「きみの鳥はうたえる」、

「ハナレイ・ベイ」でしょうか。


そして、私の中の2018年の邦画No1は他を引き離して

「万引き家族」です。物語にも俳優にも満足しました。

6月に書いたレビューを再録しておきます。


邦画No1

万引き家族 90


今にも崩れ落ちそうな一軒家に高齢の女性が住んでいた。

一人暮らしと思われていたが、この家にはほかに4人の

男女が住んでいた。すぐに幼い少女が加わり、総勢6人。

誰一人 血の繋がりはなく、赤の他人がそれぞれの事情・

都合・理由で肩を寄せ合って共同生活をしていた…

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なによりもまず、パルムドール、おめでとう!

外国人の審査員がどこまで理解したのかは分からないが、

賞に恥じない出来栄えだと思います。

6人を結び付けているのは“犯罪”です。

リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、

二人の子役(城桧吏&佐々木みゆ)…つまり、ほとんど

すべての俳優たちの卓越した演技が ありえない家族を

リアリテのあるものにしています。


これだけ高い水準で俳優の演技が揃った映画を見るのは

初めてのような気がします。年末の各賞レースで、誰が、

何の賞を獲ってもおかしくありません。

安藤は出色です。カンヌでケイト・ブランシェットが

「真似するかも」と称賛した 取り調べ中に泣く演技は

“アンドウ泣き”として確立するのではないでしょうか?

そして 松岡が想像を超えてよかったです。感心しました。

ドラマを何本も見ましたが、ここまで演技がうまいとは

思っていなかったもので。情けない。


祈りの幕が下りる時、ちはやふる、モリのいる場所…

今年、見終わってすぐ90点をつけた邦画ですが、同じ

90でも、頭ひとつ抜けていると思います。

おそらく、12月末になっても、これを上回る作品には

出会わないでしょう。


2008年に「歩いても歩いても」を見るまで、是枝裕和を

知りませんでした。日本にもこういう映画を撮る監督が

いるのだと知ってビックリしたことを思い出します。

それ以後、彼の作品は全部見ています。

「海街diary」を初め、いつも納得して劇場を出ます。

イタリアだけで人気のある“誰か”とはまったく違います。

ハハハ。


ツイートを振り返ると、彼の作品を見たあとやブログを

書いたあとにこんなことを呟いてきました。


2013/09/24

是枝裕和監督作品「そして父になる」を

先行上映初日の渋谷TOHOで見た。

見方はいろいろだろうが、素直に見て、

いいと思った。85点。

楽しい映画ではないけど、内容から

想像するほど泣くこともない。涙腺が

弱くなっている私が泣かなかったもの。

ハハハ。


2015/06/17

ブログ更新<「海街diary」はTheBest

~広瀬すず・・・最高です~>。

私が見た中では今年のNo1です。

いい気持ちで劇場をあとにしました。

広瀬すず…最高です!


2016/05/27

ブログ更新<まいったなあ「海よりも

まだ深く」~「ヴィクトリア…」?~>。

最近の是枝監督作品にはハズレがない…

そう思う。


2017/09/22

ブログ更新

<ダンケルク」と「三度目の殺人」

~洋画・邦画:90点が2本~>

今年のNo1かと聞かれれば微妙だが

ともに、優れた映画としてお勧め。


秋には新作「十年 Ten Years Japan」が公開の予定です。

すでに撮影は終わっているのでしょうが、“ハードル”が

上がっていることでしょう。大変だあ。ハハハ。


洋画 


95

ペンタゴン・ペーパーズ 


90

デトロイト、ベロニカとの記憶、スリービルボード、 

しあわせの絵の具、LUCKY、ゲティ家の身代金、 

わがチーム、墜落事故からの復活、運命は踊る、

ヒトラーを欺いた、黄色い星、判決ふたつの希望

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85

さよなら、僕のマンハッタン、ロンドン、I,Tonya

人生はじめます、レディ・バード、セラヴィ、

バトル・オブ・ザ・セクシーズ、クレアのカメラ、

悲しみに、こんにちは、ミッション・インポシブル、

オーシャンズ8、タリ―と私の秘密の時間 、

オーケストラクラス、ボルグ/マッケンロー、

彼が愛したケーキ職人 


途中まで高評価の作品が多かった洋画ですが、10月から

がくんとぺースダウンしました。

点数通り、洋画No1は「ペンタゴン・ペーパーズ」です。

同じく、レビューを再録します。


洋画No1

ペンタゴン・ペーパーズ 95


ケイ(メリル・ストリープ)に一本の電話がかかつた。

ホワイトハウスからだった。

有力紙、ワシントン・ポストの女性社主にかけて来た

旧知の男はこう告げた。「言いにくいのだが、おたくの

ジュディス記者は招かれないことになった」。


ニクソン大統領の長女の結婚式の件だつた。

ジュディスが数年前に、次女の結婚式を台無しにする

ような記事を書いたことへの明らかな意趣返しだ。


ポストの編集会議で幹部の一人がぼそっと言った。

「ここ三ヶ月、ニール・シーハンが1本も記事を書いて

いない」と。ライバル紙、NYタイムズのエース記者が

“何か”をやっているのだ。


編集長のベン(トム・ハンクス)はインターンの一人を

呼び、ニューヨークに行ってタイムズ社にもぐり込み、

シーハンが何をしているか探れと命じた…

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ストリープとハンクスという 大好きな二人の俳優が

共演し、監督がスティーブン・スピルバーグですから、

見逃せません。

期待に応えてくれました。今年 見た中で邦画・洋画を

問わず最高の映画でした。


シーハンが追っていたのは、ベトナム戦争についての

政府の最高機密文書でした。出し抜かれて、激怒した

ベンは部下に 残りの文書(ペーパー)を手に入れるよう

厳命します。


この文書は当時の国防長官・マクナマラが のちの研究の

ために作製させたベトナム戦争の調査・分析資料です。

国民にとっては知りたいことですが、政府にとっては

4代の大統領が国民にウソをついていたことが分かって

しまうだけに、なんとしても隠したいものです。

国益を盾に発行を禁止したい政府と国民の“知る権利”を

掲げて世に問いたい新聞の激しい攻防になります。


“報道の自由”vs“国益”というきわめて深刻なテーマを

スピルバーグは巧みに整理し、“エンタテインメント”

として提供してくれます。

その手腕はオスカーに値すると思いますが、ノミネート

されていませんでしたね。ハンクスが主演男優賞候補に

なっていないのと合わせて 大いに不満です。私としては、

「シェイプ・オブ・ウォーター」より「ペンタゴン…」、

オルドマンよりハンクスの方がオスカーにふさわしいと

思っています。


参考(Rotten Tomatoes)

原題:The Post

Tomatometer88

観客スコア:73


一般的に好評でも、私が低く評価した2本や

ダメな作品について、さらに、賞に値すると

私が思う作品・俳優については明日 書きます。

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by toruiwa2010 | 2018-12-25 06:50 | 映画が好き | Comments(0)

松井秀喜がバットを置く

~とうとう“その日”が来た~

(2012/12/12/28 初出 )

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松井秀喜が引退を表明した。
熱狂的なファンではないにしても、応援してきた者に

とっては恐れていたことだが、イチローの電撃移籍と

違って、ある程度予想されたことだった。

NY
のホテルで行われた会見に臨んだ松井にはやっぱり

寂しさがにじんでいた。しかし、“うら”寂しいものでは

なかったことに救いを感じる。

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20年の野球選手人生に区切りをつけたい。

野球が好きだから、プレーは続けたい気持ちがあった。

しかし、結果が出なくなった。
日本球界に戻れば、ファンは10年前の自分の姿を

期待する。その姿を再現する自信は正直に言うなら

強くは持てなかった」

「よくやった。頑張ったね」と自分に言う気持ちは

ないという。もう少しいい選手になれたかもしれない

という思いがあるのだ。
一流だからこその“こだわり”として聞いた。

松井が巨人に入ったのは私がプロ野球の取材をしなく

なってからだから、実際に取材をしたことはない。

強く印象に残っているのは1990年の甲子園だ。
WOWOW
は大阪の朝日放送と共同でハイビジョンの

実験放送をしていた。夏の高校野球を試験的に中継した。

本放送を開始する前のWOWOWではまだやることが

なかった私はその実況を買って出た。

松井の生の声を聞いたのは90年、91年の夏だった。
風通しが悪いスタンド下の通路は“蒸し風呂”のような

暑さで5分もしないうちに汗でシャツが背中に張り付く

ほどだった。

その通路に次の試合に臨む星陵高校の4番が姿を現すと

待ち構えていた記者が群がった。ニキビがいっぱいの

彼はその輪の中で悠然としていた。時間が限られた中で

たくさんの情報を仕入れたい記者たちの質問は広範囲に

及んだが、ユーモアを交えてよどみなく答えていた。
「まるで物怖じしていないなあ」とあっぱれな高校生に

心から感心したことが鮮やかに思い出される。

以後、一ファンとして松井秀喜を見てきた。
子供のころからの“アンチ・巨人”だから松井といえども

one of themだった。しかし、海を渡ってからの彼には

遠慮することなく注目してきた。初めからヤンキースの

ピンストライプが似合い、ヤンキースタジアムの空気に

なじんでいた。

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日本を代表する長距離打者がユニフォームを脱ぐ。


星陵でチームメイトだった朝日新聞記者が今日の記事の

冒頭にこう書いているが、MLBでは中距離打者だった。

それでも、いつも優勝争いの一角にいるヤンキースの

4番をしばしば任されていた。すごいことだ。
与えられたところで黙々と仕事をする。それが松井の

真骨頂だ。“黙々と”は、毎試合後、勝っても負けても、

打っても打たなくてもカメラの前に立ってコメントする

姿勢に表れていた。自分が5,10分我慢すれば記者が
仕事をまっとうできるのだからという思いだったはずだ。
面白いコメントほとんどなかったが、彼の人柄をよく

示していた。ためらわずにリスペクトできる数少ない

野球選手の一人だ。

2012/12/27
のツイート
サンスポが松井秀喜引退かと報じている。
内容が何もない記事でw
可能性はあるがこの時期に最終決断を
下すのは故障が絶望的な場合だけだ。
それなら自分から話す男だ。本人の談話は
一言もなく父親の話だけ。ひどいものだ。

友人にあてたツイート
デスク「おい、今日は何もねえなあ。
MLB
の方で何かない?松井はどうなってんの?

なんか書けない?」ぐらいのノリで書いたんじゃ

ないでしょうか。
「飛ばし記事」と言います。
引退しなければ「…かと思われていたが…」と
書いて、あとは知らん顔。ハハハ。


…と思ったが本当だった。
スポーツ紙ならそう書くだろう。私はそういうわけには

いかない。ハハハ。

こういう記事にはいやというほど出会ってきた。
ネタ枯れのときスポーツ紙の一面を飾る“飛ばし記事”の

一つだと思った。特大の「引退」の横に小さな「か」を

添えていた。自信満々じゃなかったからだ。
自信があれば「引退か」じゃなくて「引退へ」のはずだ。
結果的に“スクープ”になっただけだから、私も不明を

恥じることはない。ハハハ。

“そのとき”がきた。どんなに偉大な選手でもやってくる

“終わりのとき”が。ヤンキースからエンゼルスに移り、

基本的に“赤”が多いユニフォーム姿を想像しただけで

嫌な予感があった。松井に赤は似合わないもの。ハハハ。

アスレチックス、レイズ…チームを移るたびに成績は

下降線をたどった。致命的だったのはやはり膝のけがだ。

あれさえなければと思うが、言っても仕方がない。

十分やったと思う。

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通算成績:打率.282(出塁率.360)175HROPS.822

メジャーの選手としては“中の上”ぐらいだと思うが、

よくやってくれたし、楽しませてくれた。

指導者として日本球界への復帰は考えにくい。
むしろ、数年後に突然“星陵高校監督就任”のニュースに

接する方が納得できる。松井秀喜はそういう男だと思う。
プライバシーをとても大事にするタイプだから日本には

帰らないかもしれない。
日刊スポーツが「来年、第一子誕生」を伝えているから、

事実なら 奥さんが日米のどちらで産みたいと思うかに

よるだろうが。

万感の思いを込めて「おつかれさま」と言いたい。
2009
年、ヤンキースのワールドシリーズ優勝に貢献して

MVPになったときの晴れやかな笑顔は野球ファンの

脳裏に深く刻み込まれている。
個人的には、今シーズン、昇格した直後に放った2本の

ホームランが強く印象に残る。

“一瞬の輝き”に終わったが、美しいホームランだった。

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NYタイムズが「日本とヤンキースのスターだった

松井が引退」という見出し付きで長い記事を載せている。

MLB.comもトップで報じている。(10:00AMJST)
アメリカ球界で松井がどう見られていたかがよく分かる。
“引退”の2文字は口にしなかったが、これで、ずっと

背負ってきた“重圧”から解放されることに変わりはない。

その重圧が懐かしいものに変わる日も来る。
今後の人生が幸せなものであってほしいと切に願う。

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by toruiwa2010 | 2018-12-24 06:51 | 自分的傑作選 | Comments(0)

オシタジ・桝太一・談志

~先週のツイートから~

( 2012/12/19初出 ) 

オシタジってなに?

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2012/12/14のツイート
TBS
「はなまる」に淡路恵子…

ピーチ・ジョンの店で、下穿き(古いね)

「二枚重ねいくら」と書いてあった。
どちらを上に穿くか決まりがあるか迷ったが、

聞けば「2枚でいくら」の意味だと。
そりゃ、表示が悪いわ。ハハハ。
元気そうだし、気持ちが若いのがうれしい。

えーと、さっきのツイートで「下穿き

(古いね)」と書いたが、淡路がその言葉を

使ったわけじゃないんだ。
男として、「パン…」と書くのが気恥ずかし

かっただけ。何を弁解してるんだろうね俺は。

ハハハ。


松竹歌劇団(SKD)からは“ターキー”こと水の江瀧子、

「リンゴの唄」の並木路子、神田正輝の母・旭輝子、

草笛光子、野添ひとみ、倍賞千恵子・美津子姉妹…
たくさんのスターが世に出た。淡路もその一人だ。

際立った演技力があるとは思わないが、独特の存在感を

持っている女優だ。最近は“あけっぴろげ”のコメントで

人気がある(…らしい)。この日もなかなか含蓄に富んだ

コメントを連発していた。伊勢丹の向かいにあるピーチ・

ジョンは行きつけの店らしい。こらPJ2枚でいくら…

なら そう書きなさい。ハハハ。

彼女が勧める“ご飯のお供”がみんなおいしそうだった。
3
年物の若菜、大安のぬかづけ、明治屋のピリ辛高菜、

花錦戸のこんぶ、はれまのじゃこ、丸山ののり…

白いご飯が何杯でも食べられるね。ハハハ。

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…スタジオに3品 出された。
「これを食べたらほかのノリは食べられないのよ」と

お気に入りを手に「今日は“オシタジ”がないけどさ」と

言いながらご飯と高菜を挟んで口に運んだ。
そのとき、薬丸が「お醤油はつけないんですか?」と

尋ねた。

静かなスタジオで、席は隣同士だから聞こえなかった

わけはないと思う。やっくんは、オシタジ(=お下地)

醤油のことだとは知らなかったのではないか。
彼の年齢なら…と思わないでもないが、知らないものは

知らないよね。責めるのは大人げないけど、日本中で、

おっとっととずっこけた年寄りが大勢いただろうね。

“小間物屋”part2。ハハハ。

New Number One !


2012/12/14のツイート
日テレ・桝アナがNo11年半前のブログに
こう書いておいてよかった。
…日テレでは桝太一アナに注目。29歳の若さで
大きな仕事を任され、まだ戸惑いが目立ちます。
東大大学院卒の輝かしい学歴は関係ありません。
慣れるまで、周囲や視聴者が待ってくれるか
どうかですね。…


オリコンが「好きな男性アナウンサーランキング」を

発表した。1位に選ばれたのが日テレ“朝の顔”「ZIP」で

司会を務める桝太一だった。
2
連覇の羽鳥慎一を抑えた。去年の5位からのランク

アップだから立派なものだ。

大抜擢直後はさすがに硬くて見ているのがつらかったが、

バラエティにも出始めて“柔らかさ”が見え始めている。

おそらく、硬さを何とかしなければと考えた制作陣が

番組に押し込んだに違いない。幸いなことに日テレには

「行列ができる…」「1分間の…」「…さんま御殿」など

おあつらえ向きの番組があるからなあ。

「なんかわざとらしくて好きじゃないのよね」という

声も聞こえてくるが、頭はいいから、要領をつかんだ

これからますます腕をあげそうだ。

この局は朝の番組から長く活躍するキャスターをうまく

育てるね。

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フジOBとしては伊藤利尋が3位に入ったのがうれしい。

2年連続3位らしいが、局がいい人材を生かしていない

ということだ。ほかに中村光弘(5)、軽部真一(6)

生田竜聖(9)もランクインしている。女性アナでは

加藤綾子がV2、生野陽子(4)、高橋真麻(6)3人。
…だからと言って、朝の時間帯が圧倒的に強いという

わけでもないんだね、これが。ハハハ。

“インチキ”と言いたい

2012/12/15
のツイート
期待感を胸に銀座・東劇へ。
目的は「映画 立川談志」だった。
人によって評価はそれぞれだろうが、

がっかりした。ドキュメンタリー部分が

「詐欺的」に少なく、高座を収めた

部分の時間が大半を占めていた。
これならDVDで十分だろう。
一切の割引なしの2000円均一。高いわ。


正式タイトルは「映画 立川談志」の前に“スクリーンで

観る高座 シネマ落語&ドキュメンタリー”…という

長いフレーズがついている。
「高座のシーンも当然あるだろうが、若いころの写真や

インタビューなどもたっぷり見せてくれるんだろう」と

思った私はおバカなんだろうか?ハハハ。
ドキュメントらしさは娘と東南アジアを旅する場面など、

ほんのわずかしかなかった。
素材は山のようにあっただろうに、ひどいものだ。

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日曜日の2回目(1330)、東劇の435席の場内には

100人ほどの観客がいた。大半は熱狂的ファンと思われ、

内容にも納得しただろうが、私には“騙された”という

思いが強かった。

ほとんどの時間が「やかん」、「芝浜」の2席に割かれ、

カメラも全身を映したものと少し寄ったものの ほぼ

2アングルで客席は全くと言っていいほど映らなかった。
工夫のなさに呆れる。そして、肝心の「芝浜」の出来も

決していいとは思えなかった。

音声だけでなく映像もあるから断然 面白いとテレビは

人気を博し、70年代半ばからラジオはメディアとしての

力を衰えさせていった。しかし、私の感覚では、NHK

ときどき放送していたテレビの落語より、子供のころに

ラジオを聞いて笑い転げた落語の方がビビッドだった。

この映画は、DVDをテレビ・モニターで見ても十分の

ものを劇場のスクリーンで見せているに過ぎない。

少なくとも、大きな画面で見せるための演出は一切ない。

熱狂的ではないが、かつては落語をよく聞いた。そう、

“見た”のではなく“聞いた”。戦後、まだ小学生だったが、

強烈に覚えているのは三遊亭歌笑(かしょう)だ。

“型破り”の噺家として爆発的な人気を得ていた。噺の

中身や意味は分からないままに笑った記憶があるし、
交通事故で急死したときの社会が受けた衝撃の大きさも

記憶している。

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忘れられないのは林家三平だ。まさに爆笑王だったなあ。
舞台に姿を現した瞬間から場内に笑いが絶えなかった。

あれだけ笑わせた落語家はあとにも先にも三平以外に

いないだろう。言葉が出てこなくても、言い間違えても
「どうもすいません!」の一言で笑いをとってしまった。
悪いけどいっ平が継いじゃいけない名前だと思う。

談志の少し前に月の家圓鏡(現・橘家圓蔵)がいた。

当時から眼鏡をかけて、頭も角刈りだった若い岩佐徹は

先輩から「圓鏡!」とからかわれたものだ。ハハハ。
ほかにも多少の縁があるのだが、以前に書いたので省略。

談志と同じころに頭角を現していたのは古今亭志ん朝だ。

こちらは志ん生の息子。これ以上ないという血統書付の

サラブレッドだし、優等生だった。
“端正な落語”…そんな印象が強い。

本当の愛好家はもちろん認めるが、世間が幅広く受け

入れるのは少し“ハメを外した”タイプだ。
その典型が談志だったと言っていい。

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1963年に小ゑんから談志を襲名したとき、新宿末広で

披露を見ている。そのころの彼は歯に衣着せぬ言動で

落語界の異端児、風雲児として人気も絶頂だった。
着物ではなく、たてじまのジャケットに“脚より細い”

ロカビリアンがはくようなパンツ姿でポーズする写真が

毎週のように雑誌のグラビアを飾っていた。

語るのは古典でも彼独特のアレンジがあって聞くものを

惹きこんでいた。みんな、腹の中で「なんだこの野郎、

若いのに生意気だなあ」と思いながら。ハハハ。
歯切れのいい江戸言葉と軽妙洒脱の彼の語り口は多くの

ファンを集めた。口の悪さで“敵”も多かったようだが、

ときに鋭いその舌鋒には計り知れない魅力があった。

しかし、のどを悪くしてからの談志は、たとえ世間で

「それ以後の方が円熟してすごくなった」という声が

あっても、痛々しくて聞く気にならなかった。
私の中では、40~50代の威勢が良かったころの彼こそが

“真の”立川談志だ。
元気なうちに寄席に足を運ぶべきだった。だからこそ、

この映画には期待したのだ。そのころの落語が聞ける

のではないかと。
見せられた二席は、記憶に間違いがなければ、2005年、

2006年のものだった。

長ったらしい“正式”タイトルをよく読めば、たしかに

“スクリーンで観る高座”

“シネマ落語&ドキュメンタリー”…の文字がある。

予防線のように見えるが、私にとって、これは“インチキ”。

妻は普通に満足したようだが、劇場を出て銀座方面に

歩く私はしばらく話をしたくないほど腹を立てていた。

談志ファンなら見に行くのを止めない。

ただし、会心の高座を収めたDVD1枚でも持って

いたら、行くことはない。2000円がもったいない。
異才・立川談志を扱った映画がこれでは情けない。
亡くなったとき談笑が「弟子ですと言えるのは幸せ」と

語った言葉を思い出す。
制作にあたったスタッフにその気持ちがあれば、こんな

ものを世に出すことにはためらいがあったはずだが。

談志は怒ってるんじゃないか?金を返せ、と言いたい。


…今日は、これぐらいにしといてやる。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2018-12-23 07:54 | 自分的傑作選 | Comments(0)

美談?・ゆうこりん・緊急放送・大谷翔平

~先週のツイートから~

( 12/12/11初出 )


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美談 一転…?

2012/12/07
のツイート
1
週間前:NY25歳の警官がはだしの
老ホームレスを見つけ100ドルのブーツを
買ってあげたというエピソードを心温まる話
としてツイートした。なんと、このお年寄り、

ブロンクスにアパートを「所有」しているそうな。
いかんいかん、こんなことではオレオレ詐欺にも
引っかかっちまうぞ。

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警官の行為はニューヨーク市警察のフェイスブックで

紹介され旅行者が撮っ た写真もあって話題を呼んだ。

男性はジェフリー・ヒルマンさん(54)
CNN
に対してペンシルバニア州に住む兄は「弟はだいぶ

前からホームレスで、長い間、路上生活をしている」と

語っていた。しかし、NY市はブロンクスにアパートを

所有するジェフリーさんは厳密には“ホームレス”では

ないと話している。従軍の経験があるヒルマンさんは、

元兵士の住宅取得を支援する連邦政府の制度を利用して

一括払いでアパートを購入していたのだ!

第一報に接したとき、数十年前 ニューヨークに滞在した

ときのことを思い出した。真夜中に目が覚め、ホテルの

窓から下を見るとビルの壁際に丸まって寝ている人影が

あった。身動きもしない。

翌日、コーディネーターに聞くと、ホームレスがビルの

暖房に使われた蒸気(湯気)が地上に噴き出すところで

夜を過ごすのだという話だった。
買い物袋に全財産を詰め込んでうろつく“ショッピング

バッグ・レディ”の姿が街の至る所で見られたころだ。

ツイートしながら、もしかして NY市警の“やらせ”では

ないかと疑ったが、想定外の形で“真相”が表面化した。

“美談”の主役として話題を集めた若い警官がちょっと

気の毒だね。ハハハ。

ゆうこりんに思う

「いいとも」に小倉優子が出演中。
「こりん星」と言っていたころは馬鹿じゃないのと
思ったが、ある番組で見る目が変わった。その番組を
見たかどうかで彼女の評価は大きく違うと思う。
人柄も良さそうだし、私生活が幸せであってほしい。
お母さんかあ。


一芸を持ち、一つでもヒットを飛ばせば“長生き”する

こともできますが、昨日出たかと思うと 1年、短い人は

半年ももたないで姿を消していくことも珍しくないのが
このクラスのタレントたちだ。
子供っぽい顔で舌足らずな物言いをする“ゆうこりん”が

テレビに登場したのは今世紀初めだった。

「なんだ こいつ」と思った人は多いだろう。実を言うと

私もそうだった。
自分の意志で言っていない、言わされている。

制作者に操られているのが見え見え。
普通の大人は例外なく辟易する。

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しかし、それはうわべだけのことで、実際は“できる子”

なんだと分かったのは、5,6年前にTBS「世界ウルルン

滞在記」を見たときだった。
滞在した先はイタリアの小さな村だった。家々に伝わる

生パスタの作り方をその家のおばあちゃんから習った。


見た目がいかにも頼りない若い日本陣女性に、初めは

「無理じゃないの」という目つきだったおばあちゃんの

表情が小倉の熱心さや習得・上達の速さに心を打たれた

ものに変わっていく。おばあちゃんだけじゃなかった。

家族全員が見せた驚きと納得の表情は本物だった。

この番組を見て、彼女のイメージが大きく変った人は

多いと思う。私たち夫婦も感動し、すっかりファンに

なってしまった。
以後、テレビで誰かが彼女についてバカにしたような

発言をするたびに「こいつ、何にも分かってないね」と

うなずき合うようになった。豹変。ハハハ。

コリン星から来た少女は結婚し一児の母になった。

幸せそうで何よりだ。

今すぐ逃げてください!

「命を最優先に今すぐ逃げてください。
東日本大震災を思い出してください。
決して立ち止まったり引き返したり
しないでください」…NHKのアナが
緊迫した声で呼びかける。
3.11
で言葉を強くすることにしたのだ。
いいと思う。
津波の予想到達時間まで約10分だ。
大きな被害が出ないことを祈る。

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津波警報が出た瞬間とっさに思い出したのは 石巻港を

襲った津波に翻弄されていたたくさんの漁船と名取市を

龍のように“走って”いく黒い波の映像だった。
時間の経過とともに薄まっていく記憶もあるだろうが、

この二つは忘れない。
だから、発生直後からのNHKの男性アナの“きつい”

言い方に違和感はなかった。やはり、この方がいい。

訴える力がある。目からウロコだった。

当然だが、NHKは選挙の政見放送を中断して ずっと、

呼びかけを続けた。しかし、福島第一原発についての

情報は少なかった。まず、福島より北の 宮城、岩手、

青森の沿岸部の人たちの避難を優先させたということか。

これでいいのかもしれないが、福島の人はまず“それ”が

気になったはずだ。

もし、原発側が確認に手間取ったのだとしたらもっと

問題ではないか。

今回はそうでもなかったようだが、3.11を思い出すと、

情報の錯綜が心配だった。ツイッターで発信するときは、

時間と場所を添えることを忘れないようににしたい。
それがないと、情報としての意味がなくなる。そして、

予想しない混乱を招く。

結果として、それほど大きな被害はなくて済んだようで

よかった。しかし、東北の人たちにはストレスのたまる

日々が続くなあ。

なお、このツイートはRT2300を超えた。

事実をつぶやいただけだったのに。“緊急時”の情報の

伝わり方の不思議と怖さを思う。

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ナイスな決断

12/08
のツイート

花巻東・大谷翔平投手が日本ハムに
入団することになるようだ。
18
歳の心は相当に揺れたようだが、
最後に「正しい」判断を下したことを
喜びたい。
初めは夢を追い、現実を知って正解に
たどり着いた。
メジャー挑戦の機会はまだある。

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(日ハム入団は)100%ありません」と語っていた。
これまで、メジャーで“一定以上”の成果を上げた選手は

すべて日本のプロとして実績を積んでから海を渡った。

アマから直接 挑戦したケースがなかったわけではない

だろうが、成功した選手はいない。大谷の場合も大きな

不安を覚えた。 

理由はある。(10/22のエントリーに少し詳しく書いた)

私は初めから「とにかく日ハムの話を聞いたらいい」と

考えていた。その時点で18歳の少年が夢に描いていた

ことは尊重しつつ、現実を知ることは無駄じゃない。

その上で判断すればいい…と。

栗山監督の話は効き目があったのだろうし、球団全体の

誠意と熱意がしっかりと伝わったからこそ契約にこぎ

つけられたのだと思う。
大谷は最後に正しいジャッジをした。

誰かに対して“悪かった”と思う必要はない。
日ハムもルールに反したことはしていない。

ただし、私が関係者だったら、“二刀流”での出発には

決して賛成しない。

まず投手を試し、どうしてもダメだったら、打者として

育ててもらう。球団も本人もビッグ・チャレンジだね。

ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2018-12-22 06:33 | 自分的傑作選 | Comments(0)